英会話効果? 鈴木愛が米ツアー相手に日本勢トップ!

ParOn.(パーオン) / 2015年11月6日 17時52分

1打差の3位タイと日本勢トップで初日を終えた鈴木愛 TOTOジャパンクラシック(2015)(1日目) 写真・村上航

TOTOジャパンクラシック(11月6日~8日、三重県・近鉄賢島CC、6506ヤード、パー72)

 昨年大会の2日目に自己ベストの64をマークしてトップタイに立ちながら、最終日にスコアを伸ばせずプレーオフ進出に2打足りず13位タイに終わった鈴木愛。初日からバーディ合戦となった今年は、いきなり6アンダーのビッグスコアで首位と1打差の3位タイの好スタートとなった。

 出場77人中、アンダーパーが57人。7アンダーの首位と4打差の3アンダーまでに31人がひしめく大混戦模様。上位15人中、唯一の日本人選手となった鈴木。初日からエンジン全開で挑む米ツアー組に負けじと7バーディ。好調なショットに加え、悩み気味だったパッティングが決まり26パットだった。

「もったいないパッティングもありましたが、ショットが好調なので、バーディを狙えるところに乗せることができています。スライスラインはよかったのですが、フックラインがうまく構えられませんでした。そこを修正できたのでよかったです」

 いつも日が暮れるまでパッティング練習を欠かさない鈴木。ようやく納得の形を探し出して、結果につなげた。今大会に出場しているのは米女子ツアーの賞金ランキング上位者とあって、将来的に米ツアー挑戦を掲げる鈴木にとっては自分をアピールする絶好の機会。身長170センチを越える大型選手が多い中、155センチの鈴木が見事に日本の力を示した。

 そんな好調のラウンドの影には、ラウンドした選手との英会話も奏功したようだ。

「今日は同じ組の二人とも話しかけてくれたのですごく楽しく回れました。一緒に回ったダニエル(・カン)が『ミスをしたときにいうstupidは日本語ではなんて言うの?』と聞いてきたので、『バカ!』と答えました。そうしたらミスの後にバカって言っていましたね(笑)」

 「いらいらしたりキレやすい」と自分を分析する鈴木だが、この日は好スコアと英会話の効果もあってか笑顔の絶えないラウンドとなった。昨年は悔しい思いをした舞台。

「明日は最低でも2ケタアンダーまで伸ばさないと優勝はないと思うので、もっとスコアを伸ばしたいですね」

 ツアー通算2勝目に何度も手をかけながら、あと一歩のところで逃してきた鈴木。明日もビッグスコアを出して念願の2勝目を挙げ、米ツアーに乗り込む構えだ。

文・高桑均

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