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イ ボミの独走を許した若手二人の熱い思い

ParOn.(パーオン) / 2015年11月22日 17時3分

スコアを大きく伸ばせず2位タイに終わった渡邉彩香 大王製紙エリエールレディス(2015)(最終日) 写真・佐々木啓

大王製紙エリエールレディスオープン(11月19日~22日、福島県・五浦庭園CC、6460ヤード、パー72)

 終わってみればまたしてもイ ボミの独走だった。2位に5打差。手がつけられないとはまさにこのことだ。

「これではつまらなくなります。見ている方にとっても、私たちにとっても……」

 イに次いで2位タイに入った鈴木愛がホールアウト後、声を絞り出した。同じく2位タイに入った渡邉彩香は3日目終了時にこんなコメントを残した。

「このままでは面白くないです。負け続けているので最後くらいは勝ちたいです」

 強い気持ちを持って逆転を目指した二人でも絶好調のイをとらえることはできなかった。

 最終組で一緒に回った渡邉は、イとともに2番でバーディが先行。3打差のまま中盤に向かったが、6番でカラーから3パットでボギー。崩れる様子を見せないイをさらに楽にしてしまった。

「ボミさんはボギーを打たないので、私がバーディを取って伸ばしていかないといけませんでした。それが絶対条件だったのに……。来週仕切り直して頑張るしかありません」(渡邉)
 鈴木は最終組の一つ前からのスタート。出だしでボギーを喫したが、必死でイを追いかけた。その後は4バーディも、ついにイの背中は見えなかった。

「正直ボミさんに勝てそうな感じがしません。何をどうすれば勝てるのか……。本当に考えないといけません。昨日まではパッティングがどうしようもなかったのが、今日は少し光が見えました。来週の自分に期待したいです」(鈴木)

 イを追い詰めるチャンスは年間を通して見ればあったはずだ。しかし、ここまでの独走を許したのには、技術だけではない理由があるはずだ。イが女子ツアー人気を支えている一人なのは間違いないが、次のスーパースターになりたいと、闘志を見せる渡邉や鈴木の奮起がなければツアーの活性化は起こらない。いよいよ来週が最終戦。熱い戦いを期待したい。

文・高桑均

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