36ホールの短期競技で勝つにはスタートダッシュが肝心! これまでの12試合の結果は?
ParOn.(パーオン) / 2018年3月16日 15時2分
16日(金)に初日の競技が開催されるはずだった国内女子ツアー「Tポイントレディス」は、早朝から強風のため午前11時に第一ラウンドの中止が決定。36ホールの短縮競技となった。初日が中止となったのは2017年のヨネックスレディス以来のこと。ツアー制度施行後に初日が中止になった大会はこれで14試合目となった。明日第1ラウンドを行い、70位タイまでの選手が最終ラウンドに進む。
3日競技で大会初日が中止で36ホールの短期競技となるのはこれで13試合目。過去12試合を見ると、第1ラウンドで首位(タイを含む)の選手の逃げ切り優勝が7試合ある。やはり短期決戦は先行逃げ切りが有利のようだ。一方、5度の逆転劇のうち、最大差は1991年のマルコーレディスを制した平瀬真由美。第1ラウンド首位と5打差の33位タイと出遅れたが、第2ラウンドで68をマークして首位タイに並ぶと、森口祐子、池渕冨子とのプレーオフに競り勝った。また、昨年のヨネックスレディスを制した青木瀬令奈は、首位と4打差の17位タイから第2ラウンドで66をマークして逆転した例もある。出遅れ禁物だが5打差まではチャンスがありそうだ。
この日吹き荒れたのは最大瞬間風速18メートルの強風。会場の茨木国際ゴルフ倶楽部のキャディマスター、山本貴司氏によれば「強風が吹くことはよくありますが、ここまで強い風は珍しいと思います」とのこと。アップダウンのあるフェアウェイにアンジュレーションのあるグリーン、そして風。このタフな環境を克服して頂点に立つには、明日いかにスコアをまとめるかが重要となる。
(文・小路友博)
3日間競技が初日中止となって36ホール競技になった過去の成績
1990年 徳島月の宮レディスクラシックオープン(徳島県・徳島CC)
※1打差の3位タイからスタートした安井純子が5人のプレーオフを制し優勝
1990年 軽井沢72東急女子オープン(長野県・軽井沢72ゴルフ東C)
※首位発進の山崎千佳代が逃げ切り優勝
1991年 マルコーレディス(熊本県・玉名CC)
※5打差の33位タイから出た平瀬真由美が3つ伸ばし3人のプレーオフを制する
1991年 五木クラシック(埼玉県・エーデルワイスGC) ※27ホール
※2打差の5位タイから出た小林浩美が4つスコアを伸ばし逆転優勝
1993年 五洋建設・KTVレディース(千葉県・富里GC)
※首位発進の日蔭温子が逃げ切り優勝
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