宍戸のどこに苦戦? 石川遼はひと山こえるも「万事休す」

ParOn.(パーオン) / 2019年6月6日 19時44分

苦手克服に向けティショットでアイアンを多用するなど試行錯誤の石川遼 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills(2019)(初日) 写真・鈴木祥

<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 初日◇6日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7,387ヤード・パー71>

久々に臨んだ実戦はタフな1日となった。これまでなかなか成績を残せていない宍戸で、1カ月ぶりのトーナメント復帰。痛めた腰も万全の状態と判断して臨んだものの、「どんなひどいプレーになるのかなというのも正直あった」と不安があるなかで1日を無事に乗り切った。

スタートホールの1番パー4(398ヤード)は、ティショットで2番アイアンを使用。セカンドは同組の星野陸也、大槻智春の20ヤードほど後ろからとなったが、これを花道につけ、そこから数十センチに寄せパー発進。この日最初のバーディを奪った2番パー5では、約4mを沈めてガッツポーズを見せた。前半を2バーディ・ノーボギーの「34」で折り返したが、後半ではアプローチミスや3パットを喫するなど崩れていき、2バーディ・4ボギーの「73」でホールアウト。2オーバー・62位タイ発進となったが、「今日のラウンドを終えて、ホッとする気持ちはある」とまずはひと山を越えた。

ブランク明けという不安要素に加えて、宍戸は「ティショットが打ちにくいホールがダントツで多い」と、毎年苦戦を強いられてきたコース。ティショットの精度がより重要で、これまでの歴代優勝者を見てもフェードヒッターかフェアウェイキープ率の高い選手が並ぶ。持ち玉がドロー、かつドライバーショットを課題としてきた石川にとって、「僕には狭いんですよね」と好相性とは言えない大会だ。

これまではそのなかでも無理矢理ドライバーを振ってきたが、今年は「自分の今の状態でベストを尽くしたいと思った」と攻め方を変更。ティショットで2番アイアンを手にしたり、やや右ドッグレッグの6番パー5では、フェードをかけるために直ドラにトライするなど試行錯誤を続けた。「いいスイングを重ねていって、次の試合につなげたい。現状を考えたときに自分のためにそういうマネジメントをしようと考えた」と初日を終えた。

とはいえ、「今日は晴れて地面が硬くてフェアウェイが短かったので幸いでしたが、雨が降ったら(ランが出づらく)万事休すですね(笑)。どうしたらいいんですかね」と苦笑い。明日は雨予報となっているため、初日よりも苦戦を強いられそうだ。「毎年このコースには課題をもらっています。難しい条件でしたけど、まだ諦める位置ではないので、明日に向けて調整したい」と、苦戦の先に得るものを見据えて、まずは予選通過を目指す。

(文・谷口愛純)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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