全米女子オープンの賞金が直前で大幅増額 テレビマネーの影響で女子も100万ドル時代に突入!?

ParOn.(パーオン) / 2019年6月16日 17時0分

米ツアー初優勝で100万ドルをゲットしたイ・ジョンウン6(写真・Getty Images)

女子メジャー第2戦、全米女子オープン(5月30日~6月2日/カントリークラブ・オブ・チャールストン)は開幕直前に賞金総額が50万ドルアップされ、女子ゴルフ史上最高の550万ドル(約6億円)、優勝賞金は100万ドル(約1億1000万円)とビッグな大会となった。開幕2日前という直前の発表で、同時に男子の全米オープンも同じく50万ドルアップし、総額1250万ドル(約13億7000万円)で優勝賞金は225万ドル(約2億4750万円)、これは今年のマスターズ、全米プロを上回る。

両大会を主催するUSGA(全米ゴルフ協会)のシニアディレクター、ジョン・ボデンハーマン氏は「メジャーの最高峰にふさわしい賞金。選手もとってもファンにとっても、よりエキサイティングな戦いとなり、女子ゴルフの発展につながる」と誇らしげだ。

同大会はタイトルスポンサーなしで開催される唯一の女子メジャー。最高峰といわれる所以でもある。チケット収益や大会ロゴの入ったグッズの売り上げに加え、最大の収入源は世界30カ国以上で放映されるテレビ放映権料。その額は公表されていないが、米国内では15年からネットワーク(地上波)の新鋭、FOXがUSGAと12年間推定1億ドル(約1100億円)で長期契約を結んでいる。そのFOXは今年からネット配信も開始。アプリで多くの動画も観られるようになった。

この潤沢な資金により、大会直前での賞金額増加が可能に。同大会では、予選落ちに終わった選手(プロ)にも一律で4000ドル(約44万円)、アマチュアは旅費を受け取る。優勝賞金の100万ドルも女子メジャーの中では最大の金額となった。

昨年の米LPGAツアーの最終戦は優勝50万ドル(5500万円)に加えてポイントレースの勝者は100万ドル(1億1千万円)を獲得した。女子ゴルフもいよいよ100万ドルの大台を稼ぐ舞台へと発展してきたようだ。

(在米ゴルフジャーナリスト・武川玲子)
※2019年6月25日号「芝目八目」より

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