環境省がレジ袋有料化の方針 ゴルフ場の風呂場のビニール袋もなくなる!?

ParOn.(パーオン) / 2019年6月17日 15時0分

ゴルフ場の風呂につきもののビニール袋がなくなるかも!?

6月3日、原田義昭環境相は、プラスチックごみの減量を目指し、レジ袋を有料化する法令を制定する方針を示した。レジ袋の定義や、対象となるプラスチック系素材の種類などはこれから具体的検討に入るというが、ゴルファーにとって気になるのは、ゴルフ場の風呂場に当たり前に備え付けられているビニール袋だ。「レジ袋」には当てはまらない気もするが、よしんば法令で有料化の対象にならなかったとしても、社会全体でプラごみ削減への意識が高まれば、問題視されて有料化、あるいは撤去される可能性は十分ある。

これからの季節、風呂場のビニール袋がなくて、雨や汗をたっぷり吸ったウェアを直接バッグに放り込む羽目になるのは勘弁願いたいが、そうもいっていられなくなりそうな気配はある。

本誌でも既報のとおり、6月1日からプリンスホテルが川奈ホテルGCや軽井沢72Gなど、グループの主力10コースで使い捨てビニール袋の提供を取りやめたのだ。この動きは広まるのか? 国内の2大ゴルフ場運営グループであるアコーディア・ゴルフとPGMに見解を聞いたが、両グループとも環境省の方針は承知しているが、具体的な対策はまだこれから検討というところ。まだ法案もできていないわけだから当然といえば当然の回答だが、環境問題には積極的に取り組んでいかなければならないという見解では一致していた。

そこで、この法令が成立した場合、ゴルフ場の対応がどうなっていくのか、ゴルフ場運営コンサルタントの株式会社TPC・飯島敏郎代表に話を聞いた。

「法令の対象がゴルフ場の風呂場にまで及ぶかどうかは未知数ですが、いずれにせよ、汚れ物用のビニール袋が廃止、あるいは削減の方向に向かうことは間違いないでしょうね。それは、ゴルフ場にとっても環境保護への取り組みが無視できない課題であることはもちろん、経費や手間の削減にもつながるからです。ビニール袋の仕入れ値は、手元のデータでは1枚あたり1.75円から2.45円。18ホールのゴルフ場の年間入場者数は4万5000人程度が標準で、一人あたり3~4枚のビニール袋が使用されます。そうすると最大で年間50万円弱にもなる。さらにビニール袋を入れるための什器も用意しなければなりませんし、コースによっては脱衣所のカゴ一つ一つにビニール袋をセットする手間をかけているところも。本音はやめたいコースも多いのではないでしょうか。そのために“エコ”という大義名分は渡りに船です」

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