乗り越えた2つの鬼門 原英莉花が「難しい」コースで首位タイ発進

ParOn.(パーオン) / 2019年6月27日 20時49分

新しいパターとグリップでパッティング好調の原英莉花 アース・モンダミンカップ(2019)(初日) 写真・米山聡明

<アース・モンダミンカップ 初日◇27日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6620ヤード・パー72>

「難しい意識があった」というカメリアヒルズで、原英莉花が魅せた。各地に雨を降らせている日本の南海上にある熱帯低気圧により強い風が吹き荒れる中、5バーディ・ノーボギーの「67」でまとめて5アンダー・首位タイ発進を決めた。

パッティングがさえた。出だしの1番こそピンに絡めたバーディだったが、8番は8m、11、12番の連続バーディはそれぞれ10m。最後のバーディとなる17番も4mとグリーン上でスコアメイク。「キャディさんからのナイスなアドバイスもありましたし、タッチがすごく合っていて気持ちよく入ってくれました」。師匠であるジャンボ尾崎から使ってみろと手渡されたものを替えて、先週投入した新パター、オデッセイ『EXO SEVEN MINI』はこの日も頼もしい活躍を見せた。

また、要所を抑えられたことも大きい。今年改修された9番パー3をしっかりとチェックできず開幕を迎えた原は、左手前のピンに対して右奥につけてしまう。バーディパットは20m。改修されたグリーンは「ボコンボコン」と細かいアンジュレーションが多く、改修直後のため「他のホールと若干芝が違う」と語る選手も少なくない。そんな中、しっかりと寄せてパーをセーブ。「大きかったですね」と流れを止めずに後半に入った。

終盤の16番ではティショットを曲げて、2打目は木がスタイミーに。残り130ヤードのアゲンスト風という状況で9番アイアンを握ると、右に打ち出して、右からの風に乗せるようなドローでピンにピタリ。「試されているんだなって(笑)。14番で1.5mのバーディパットを外してからふわふわした気持ちになっていたんですけど、ここでもう一度気が引き締まりました」。このホールではバーディは獲れなかったが、17番で傾きかけた流れを取り戻すバーディを奪取。つかんだ流れは最後まで手放さなかった。

今大会終了後の賞金ランキング5位までに付与される海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」への出場権のチャンスをまだ残している原。条件は最低でも単独2位以上と厳しいものだが、この好発進で可能性を大いに高めたかたちに。「可能性があるのであれば、今の自分の立場なら挑戦してもいいのかなと思います」と意欲十分。今日つくったいいリズムを明日以降にもつなげていく。

(文・秋田義和)

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記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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