『おはようパー』でお目覚め 河本結のジェットコースターラウンドを振り返る

ParOn.(パーオン) / 2019年7月13日 17時47分

出入りの激しいゴルフに少々お疲れ気味? ニッポンハムレディスクラシック(2019)(3日目) 写真・佐々木啓

<ニッポンハムレディスクラシック 3日目◇13日◇桂ゴルフ倶楽部(6602ヤード・パー72)>

ツアー2勝目に向け、首位タイで3日目を終えた河本結。7バーディ・5ボギーという出入りの激しいゴルフ。「激しすぎて疲れました。流れがすごく悪くて」としたが、トータル11アンダーで岡山絵里と並び、最終日最終組は死守した。

出だしの1番ではセカンドショットをベタピンにつけてタップインのバーディ。波に乗ったかに見えたが、2番から3連続ボギー。「ボギー列車に乗ってしまったので、それを断ち切りたかった」と、5番ではウルトラパー。これには母の影響があった。

「4番から5番に向かうとき、母の後ろ姿が見えて、その背中が『諦めるな!』と語りかけてきた気がして励まされました」と、5番パー3のティショットを左奥に外すも、ここから絶妙な寄せでパーセーブ。寄せきるのが難しい場所から自画自賛のパーを奪った。

「おはようパーです(笑)」と、ここでやっと目が覚めた。続く6番から連続バーディ。9番でもバーディを奪ってスコアをひとつ伸ばして折り返し。後半も3バーディに2ボギー。最低限のアンダーパーという結果。ジェットコースターのようなムービングデーのラウンドに疲れと充実感をにじませた。

初優勝には勢いはつきものだが、2勝目は本物の実力が試されるとはよくいわれる。今週の河本は勝ちを意識して北海道入り。初日から勝ちたい気持ちと平常心をうまく組み合わせ、優勝最右翼の位置をキープ。ルーキーながら、メンタル面でも大きな成長を示している。

一度優勝しているだけに、気持ちの持ちようもお手の物。「ピンチはあるので、そこをうまくしのいだらチャンスは来ると思い続けてプレーしていました」。焦りや怒りといった感情のコントロール術も格段に上がっているのが今週の河本だ。

「初優勝以来の最終日トップスタートなので、ワクワクした気持ちがいっぱいです。流れに身を任せてチャンスをモノにしたい」と、北海道の大地に身を任せる構え。ただ、身を任せられるのも自信の現れ。ホールアウト後は課題点と振り返りのショットや小技をサッとこなし、コースを颯爽とあとにした。(文・高桑均)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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