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【2024年版】プラチナカードってなんで年会費がバカ高いの? コスパのいいプラチナカードを紹介!(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2024年2月11日 6時5分

前回、おトクなゴールドカードを紹介した。

ゴールドカードにもかかわらず、年会費が無料になったり、それでいて空港ラウンジを利用できたり、なかなかサービスが変わってきている。今回は、ワンランク上のプラチナカードを紹介したい。プラチナカードなんて関係ないと思っている人でも、十分おトクになるカードを5枚紹介する。(全2回の第1回)

プラチナカードとは?

プラチナカードは、アメックスが1993年にゴールドカードよりも特典を増やしたカード「プラチナ・カード」を発行したのが最初だ。

「プラチナカード」と書く事が多いがアメックスの「プラチナ・カード」は中黒があり、商標登録されている。

プラチナカードになると、一気に年会費がアップする。年会費が大きくアップする理由はコンシェルジュデスクを利用できるためだろう。

コンシェルジュデスクとは、24時間365日電話で要望を伝えると答えてくれるサービスだ。「○○駅の近くで△△円以下のホテルを探して」「接待で利用するレストランを探して」「□□を買えるお店を探して」など、さまざまな要望に応えてくれる。

なお、「明日の☆☆発売日に並んでおいて」など、実際に人を移動させるようなことはできないし、「満席の新幹線を予約して」というような事もできない。

24時間365日電話で答えてくれるために年会費はアップするが、日本のプラチナカードは他国に比べて年会費が高い。

アメリカの「The Platinum Card」の年会費は695米ドル。1ドル=150円だとしても10万4,250円だ。日本のプラチナ・カードの年会費16万5,000円(税込み)よりも6万円以上安い。ラグジュアリーカードの「Mastercard Gold Card」は995米ドル=約14万9,250円。日本では22万円(税込み)となり、こちらも7万円以上安くなっている。

日本でのコンシェルジュデスクは運用が難しく、年会費が高くなるのだろう。

日本語が利用でき、さらに24時間365日電話がつながるようにしている必要がある。一方、英語圏であれば、時差を利用して、他国に電話をつなげると言う事も可能だ。同じ24時間でも、国内だけで24時間運用するのと、他国に分散して24時間運用するのではコストが大きく変わる。

日本の商品やサービスは安いにもかかわらず品質やサービスが優れているが、プラチナカードは他国よりも年会費が高くなるのはこのような事が影響している。

年会費が10万円以上するようなプラチナカードもあるが、今回は年会費はお手頃で、使い勝手の良いプラチナカードもあるため、今回はいくつか紹介する。

UCプラチナカード

年会費は最安値の1万6,500円(税込み)。家族カードは1枚あたり3,300円となるため、夫婦で保有した場合でも1万9,800円(税込み)と2万円未満となる。

UCプラチナカード

UCプラチナカード

最も優れた特典は「通信端末修理費用保険」だ。スマートフォンだけでなく、PC、モバイルゲームなどの通信端末で破損や水没などの修理費用を年1回、年間最大3万円まで補償される。

スマホ保険がついているプラチナカードも増えてきたが、スマホ料金の支払いなどが条件になっている場合が多く、さらに自己負担がある。しかし、UCプラチナカードの場合は自己負担もなく、スマホ以外の端末も対象だ。

さらに、本人の端末だけでなく、生計を同一にする同居している家族、生計を同一にする別居している子どもの端末も対象。

筆者もスマホ補償付きのクレカで画面割れを修理したことがあり、これだけでも保有する価値はある。ただし、修理不能な場合は、最大7,500円までと買い替えになる場合は保険金額が下がるので注意しよう。

また、決済時にたまるポイントはUCポイントとなり、通常、UCカードの場合は1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当)だが、2倍の2ポイントたまる。還元率は1%だ。

3か月の請求金額が合計50万円以上の場合は2,500円分(500ポイント)、さらに抽選で20名に1万円分(2,000ポイント)が当たる特典もある。

1年間の内、10か月利用すると500円分(100ポイント)、年間1,000ポイント以上の獲得で750円分(150ポイント)獲得でき、メインカードとして使えば、ポイントもザクザクたまる。

プラチナカードとしてのコンシェルジュデスクも利用でき、VisaのVPCC(Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター)の利用もできる。

海外の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスも付帯。年間6回まで無料で利用可能だ。

さらに、全国約200店舗の対象レストランで、2名以上のコース料理を注文すると1名分が無料となるグルメクーポン特典など、プラチナカードとしての付帯特典は申し分ない。

プラチナカードのメリットは、家族カードでも同等の特典を利用できる。家族もコンシェルジュデスクを利用可能だ。

エポスプラチナカード

年会費3万円(税込み)のエポスプラチナカードもおトクだろう。なお、エポスゴールドカードなどの利用条件によっては招待があったり、エポスプラチナカードを年間100万円以上利用すると年会費が2万円(税込み)になり、比較的年会費を安い状態で保有可能だ。

エポスプラチナカード

エポスプラチナカード

コンシェルジュデスクはUCプラチナカードと同じVPCCを利用できる。

エポスゴールドカードとは違い、年会費が無料になる条件はないが、年間利用額に対してのボーナスポイントが優れている。年間100万円の利用で2万ポイント、200万円で3万ポイント、300万円で4万ポイント獲得でき、100万円の利用で年会費のポイントを獲得可能。

年間利用額 ボーナスポイント
100万円以上 2万ポイント
200万円以上 3万ポイント
300万円以上 4万ポイント
500万円以上 5万ポイント
700万円以上 6万ポイント
900万円以上 7万ポイント
1,100万円以上 8万ポイント
1,300万円以上 9万ポイント
1,500万円以上 10万ポイント(一律)

たまったエポスポイントはエポスプラチナカードの年会費に充当できるため、年会費を無料でプラチナカードを保有したい場合にはおすすめだ。

また、tsumiki証券では、エポスプラチナカードでのクレカ積立が10万円まで設定でき、1年間続ければ、年間120万円を超える。これだけでボーナスポイントの2万ポイントを獲得できる。

コンシェルジュデスクの他、海外の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスも発行可能。対象レストランで2名以上のコース料理を予約すると1名分無料となるグルメ特典も利用できる。

エポスプラチナカードには家族カードはなく、家族でプラチナ特典を利用できないのがネックだろう。


今回は2枚のプラチナカードを紹介したが、次回は追加で3枚のプラチナカードを紹介する。

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