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意外とたまっていたJALのLife Statusポイント! こどものアカウントのLife Statusポイント数は?(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2024年7月6日 8時18分

2024年1月に開始したJAL Life Statusプログラム。これまでの1年間限りのFLY ONポイントとは異なり、生涯にわたってたまるポイントだ。

JALグローバルクラブ(JGC)の入会基準も変更となり、Life Statusポイント基準となった。

Life Statusポイントはなかなかたまりにくく、筆者も計算してみたところ、実質JGC修行は終了したと感じている。

JGCへの道はLife Statusポイントが1500ポイント以上

新しいStarグレードは以下のようになり、1500 Life Statusポイント以上でJGC会員となることを覚えておこう。

Starグレード 必要Life Statusポイント数
JGC Six Star 1万2000ポイント
JGC Five Star 6000ポイント
JGC Four Star 3000ポイント
JGC Three Star 1500ポイント
JMB elite plus 500ポイント
JMB elite 250ポイント

Life Statusポイントのたまり方は?

この1500ポイントをためるためのLife Statusポイントのたまり方を確認する。

例えば、フライトでたまるポイント数は以下のようになる。

サービス 指標 Life Statusポイント積算基準 Life Statusポイント数
JALグループ国内線 回数 1搭乗 5ポイント
JAL国際線 区間マイル 1000区間マイル 5ポイント

国内線は1搭乗で5ポイントとなるため、以前のようなアイランドホッピングで国内線を13回飛んだとしても65ポイント。

国際線はフライトマイルではなく区間マイルとなるため、ファーストクラス利用でもエコノミークラス利用でも、たまるLife Statusポイントは同じだ。東京-ニューヨークでの区間マイルは6739マイルのため、片道で6×5=30ポイントだ。

これだけでも1500ポイントがどれだけ遠い存在かがわかるだろう。

なお、国際線で東京-ニューヨークを往復する場合は、往路の端数分マイル739マイルは次回に繰越しされる。復路の6739マイルに加えて往路の端数分である739マイルを合算し、7478マイルでの計算だ。従って、復路で獲得できるLife Statusポイントは7×5=35ポイントとなり、端数の478マイルが次回繰り越しとなっていく。

続いて、金融関連サービスを確認する。これまでのFLY ONポイントはフライトのみで獲得できるポイントだったが、Life Statusポイントは日常の生活でもためられるのが特徴だ。

サービス 指標 Life Statusポイント積算基準 Life Statusポイント数
JALカード マイル 2000マイル 5ポイント
JAL Pay マイル 500マイル 1ポイント
JAL Pay両替 両替マイル 300マイル 1ポイント
JAL住宅ローン 融資実行 融資実行 20ポイント
JALの資産運用 マイル 1マイル以上 1ポイント

JALカードの場合はショッピングマイル・プレミアム、JALカード特約店の積算分も対象となるため、基本的にはJALカード利用が中心だろう。

ただし、JALカードのショッピングマイルの計算は「当月+翌月」の利用となる。例えば、当月+翌月が2200マイル獲得すると5ポイント獲得でき、200マイルは次回繰り越し。当月+翌月で2000マイルの獲得がなければLife Statusポイントは獲得できないので注意しよう。

他のサービスでのLife Statusポイントは以下のような内容だ。

サービス 指標 Life Statusポイント積算基準 Life Statusポイント数
JAL Mall マイル 100マイル 1ポイント
JAL Wellness & Travel 登録期間 1か月 1ポイント
JALでんき マイル 1マイル以上 1ポイント
JAL機内販売 マイル 100マイル 1ポイント
ジャルパックツアー 国内ツアー ツアーマイル 利用1回 1ポイント
ジャルパックツアー 海外ツアー 3ポイント
JALふるさと納税 寄付額 5万円 1ポイント
JAL ABC マイル 200マイル 1ポイント
JAL光 マイル 1マイル以上 1ポイント

どのサービスをみても、なかなかたまりにくいのがLife Statusポイントとなり、以前のように1年間修行してJGC達成というのはほぼ不可能だろう。

この「JGC=ほぼ無理」とならないように用意したのがJMB eliteとJMB elite plus。JMB eliteは250ポイント、JMB elite plusは500ポイントと1500ポイントから考えるとかなり楽になる。

JMB eliteは年2回サクララウンジを利用でき、JMB elite plusは年6回サクララウンジを利用できる。

意外とLife Statusポイントはたまっているかも?

筆者は既にJGCとなっているため、あまりLife Statusポイントを気にしていなかったのだが、JMB会員であればLife Statusポイントはたまっているはずだ。

子どもたちのLife Statusポイントがたまっているのかを確認したところ、95ポイントたまっており、意外とたまっていることが判明。

こどものLife Statusポイント

こどものLife Statusポイント

中学生で95ポイントたまっているのであれば、大学卒業までにはJMB eliteに達成しているかもしれない。Starグレードの特典を利用するには、JALカード CLUB-Aカード以上のクレカが必要となるため、大学卒業後はJAL CLUB ESTのCLUB-Aカードあたりを申し込めば、以降はJALカード利用でのLife Statusポイントもたまり、JMB elite plusも達成できるのではないだろうか。

JAL CLUB ESTでは年5回の国内線サクララウンジを利用でき、30歳までにJMB elite plusになっていれば、年6回のサクララウンジを利用でき、JAL CLUB ESTの特典からシームレスに移行できそうだ。


JALは、短期間でたくさん搭乗する”修行”ではなく、日々の生活でJALのマイルとLife Statusポイントをためてもらい、長い期間利用してもらうという方針に切り替えたのだろう。

JGCを目指すことが難しくなったため、ANAの動きも気になるところ。今後、ANAも同じような変更をしてくる可能性もあり、早めにSFCの修行をした方が良いのかもしれない。

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