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PayPayカード複数持ちのFAQ 4枚のPayPayカードを保有している専門家が注意点などを解説!(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2024年8月14日 14時17分

PayPayカードの複数カード持ちが可能になり、筆者も3枚のPayPayカードを追加で申し込んだ。先日、2枚のPayPayカードが到着(残り1枚は未到着)したため、カード券面なども紹介したい。

保有できるPayPayカードは最大4枚

複数保有できるようになったPayPayカードだが、保有できる最大枚数は4枚だ。

Visa・Mastercard・JCBのいずれかのPayPayカード ゴールドと、Visa・Mastercard・JCBのPayPayカードの合計4枚となる。

複数保有できるPayPayカードの組み合わせ

複数保有できるPayPayカードの組み合わせ

なお、PayPayカード ゴールドを複数保有する事はできない

4枚のカードを保有している場合は申し込みできないメッセージが表示される。

4枚保有の場合はPayPayカードの追加申し込みができない

4枚保有の場合はPayPayカードの追加申し込みができない

PayPayカード⇒PayPayカード ゴールドの切り替えはNG

PayPayカードの複数保有が可能となったことにより、PayPayカードからPayPayカード ゴールドへのアップグレードはできなくなった。

PayPayカードからPayPayカード ゴールドのアップグレードはできない

PayPayカードからPayPayカード ゴールドのアップグレードはできない

PayPayカード ゴールドが必要な場合は、保有しているPayPayカードに加えてPayPayカード ゴールドを別途申し込む必要がある。

2枚目以降の審査は最短10秒

既にPayPayカードを保有している場合、2枚目以降の審査は最短10秒となる。

2枚目以降のカードの場合は、入力項目も非常に少なく、数十秒あれば申し込みが完了する。

筆者は追加で3枚申し込んだが、1枚目は9時43分に申し込み、12時34分に審査完了で審査完了まで3時間弱。

2枚目は、立て続けに申し込んだため、さすがに怪しいと思われたのか14時6分に申し込み、電話連絡があった。いたずら目的でないことや、本人のカード申し込みなのかの確認だ。電話確認後、18時36分に審査完了。無事に発行されたが、人による審査も入り、4時間以上かかった。

3枚目は9時51分に申し込み、9時53分に審査完了。最短10秒の審査となったと思われる。

最短10秒審査の場合は、申し込み開始から1分以内にカード番号を入手することも可能だろう。

カード名称などを設定可能

複数のカードがあると、カードを利用する目的がわかりにくくなる。

PayPayカードは保有しているカードに名称を付けることが可能となっており、アプリでカードを表示すると、どのカードが何の目的のカードか確認できる。

名前を変更するには①PayPayカードをタップし、「カード番号」をタップ。②「カード名」を入力後、③「保存」ボタンをタップする。

カード番号の確認画面だけでなく、④コード決済画面でも表示できるため、コード決済時にはカードを間違わないようにしよう。

PayPayアプリでカード名を設定する方法

PayPayアプリでカード名を設定する方法

また、物理カードには「memo」欄があり、デジタルカードと同じようにカードの目的を書く事が可能だ。意外と「memo」欄は使いやすく、何のためのカードか自分で管理しやすくなる。

ただし、追加したPayPayカードで「memo」欄があったのはJCBブランドのみ。新規に申し込んだMastercardブランドとVisaブランドには「memo」欄はなかった。

タイミングでは「memo」欄がないカードが発行される可能性がある。

カードはスワイプで切り替え可能

カードを変更するには、「PayPayカード」をタップし、双方向の矢印をタップすると保有カード一覧が表示されるため、希望するカードをタップして変更することができる。

PayPayカードの切り替え

PayPayカードの切り替え

また、PayPayアプリでバーコードの部分をスワイプすればクレカを変更することも可能だ。スワイプで簡単に切り替えができてしまうため、コード決済用のカード(PayPayカード ゴールドなど)用意している場合は、間違って他のカードでコード決済を利用しないようにしよう。

各カードで利用制限を設定できる

PayPayカードはアプリで利用制限をかけることができる。

PayPayカードのメニューにある「あんしん利用制限」をタップすると、オンライン決済や海外の実店舗での決済を制限可能だ。

複数カードを保有している場合は、それぞれの目的に応じて制限をかけておこう。

筆者の場合は、PayPayカード ゴールドのみ「利用を制限しない」に設定し、それ以外のカードは「海外の実店舗での決済」を制限している。

なお、カードが見当たらない場合は「すべての利用を制限する」に設定してからカードを探すのが良い。カードが見つかった場合に、利用制限を解除すれば、また普通に使う事ができる。もし、見当たらない場合でも、探しているときに不正利用される心配もない。

なお、家族カードの場合は、家族会員の管理メニューから設定可能だ。

PayPayステップは全カードの合算

前月に支払回数30回、かつ支払金額のトータル10万円を達成した場合に、当月のポイント付与率が+0.5%となる特典が「PayPayステップ」となる。

PayPayステップについては、全てのPayPayカードの利用金額・利用回数の合算となるため、使い分けで利用回数や利用金額が分散されることがないため、安心してPayPayカードを使い分けよう。


今回は、PayPayカードを上限の4枚まで保有したが、実際に使い分ける場合は2枚程度で十分のはず。JCBブランドとMastercardブランドや、ゴールドと一般などを使い分けると、たまるPayPayポイントが分散されずにすむため便利だろう。

2024年8月19日 10時追記

PayPayカード(Visa)の一般カードにも「memo」欄がなかったため追記しました。

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