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カードホルダーには金属製クレカ(メタルカード)は人気だが店舗には不人気の理由とは?(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2024年8月19日 11時23分

JCBザ・クラスが2024年秋にも金属製のクレカを追加で発行すると発表した。

また、アメックスもゴールドカードで金属製のカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」を発行するなど、以前はあまり普及していなかった金属製クレカの利用も増えているようだ。

金属製のクレカはカードホルダーには非常に人気で、カード会社の担当者と話をすると、「年会費が上がっても良いのでメタルカードを発行してほしい」などの要望があるようだ。

実際に、金属製クレカを発行している会社では、カードを出したい(見せたい)から決済回数もアップするとのことで、金属製クレカを発行する理由はそれなりにあるようだ。

そんな中、先日ある店舗でクレカを利用して支払おうと思ったところ、レジ前に「金属製カードの利用をしないで」との表記があった。

その店舗は「STORES決済」を導入しており、店舗独自のメッセージと言うよりは、「STORES決済」が紙を配布しているのではないだろうか。

STORES決済では金属製カードによる不具合が起こる可能性を案内

STORES決済では金属製カードによる不具合が起こる可能性を案内

筆者が行っている美容院は楽天ペイ ターミナルを導入しているが、口頭で金属製のカードは使わないように言われた事もある。

金属製クレカを店舗が嫌がる理由は、エラーが出た時に端末のリセットなどで修復できないため。「SYSTEM TAMPEREDの表示がでた」を読むと、故障受け付けとなり、その間端末で決済できなくなる。

店舗としては新たな端末が届くまでそれ以外の方法で決済してもらう必要があるため、リスクの高い金属性クレカは使わないようにメッセージを出したり、口頭で伝えたりしているわけだ。

もちろん、最近の端末はタッチ決済にも対応しており、高額決済でなければ、金属カードであってもタッチ決済で支払う事もできる(タッチ決済搭載カードの場合)。

店舗側「金属製クレカを排除したい」、金属製カードのホルダー「金属製カードで決済したい」 - この問題を解決できそうな方法として、「金属質感(メタルサーフェス)」カードが誕生したが、やはり金属製カードとは違う。

ラグジュアリーカードのように、金属製クレカしか発行していないカードは別として、サブカードとしてプラスチックカードが別にある場合、とりあえず、金属クレカと2枚を持ち歩くしかなさそうだ。

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