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NISA口座をSBI証券から楽天証券に変更する手続きを紹介! それほど難しくなかった!(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2024年10月18日 11時11分

筆者はOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードでSBI証券のNISA口座でクレカ積立を実施してきた。

5%還元は非常に強力で、毎月5000ポイント獲得できていたが、2024年10月10日積み立て設定締め切り分より大幅にポイント還元率が下がっている。

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの場合は最大で3%還元だが、年間500万円以上の利用とかなりハードルが高い。300万円以上で2%還元であるなら、楽天証券で楽天ブラックカードによるクレカ積立をNISA口座に設定した方が良いと考えた。

また、楽天証券の場合は、楽天キャッシュによる積み立ても可能となり、こちらもNISA口座で設定すれば、毎月15万円をクレカ+楽天キャッシュのキャッシュレス積み立てが可能だ。

2025年の年始から楽天証券のNISA口座でクレカ積立をするには、2024年10月から12月の間にNISA口座の金融機関を変更する必要がある。

早速、2024年10月7日にSBI証券からNISA口座を移管する手続きを行う。NISA口座の金融機関を変更するには、「勘定廃止通知書」を入手する必要がある。

SBI証券にログイン後、上部メニューの「口座管理」から「お客さま情報 設定・変更」を選択し、「お取引関連・口座情報」をクリック。

SBI証券のメニュー

SBI証券のメニュー

「NISA」の項目にある「他社への変更手続き」の「お申し込み」を選択する。

SBI証券のNISA口座を他社に移管する

SBI証券のNISA口座を他社に移管する

取引パスワードを入力して「次へ」ボタンをタップ。送付先住所があっているか確認後「NISAを廃止する」をクリックする。確認メッセージが表示されるため「上記内容を確認しました」にチェックを入れて、「同意して廃止する」を選択。

SBI証券でのNISA口座を廃止する

SBI証券でのNISA口座を廃止する

約1週間後の10月15日にSBI証券から「勘定廃止通知書」が届いた。

続いて、楽天証券に移管する作業を行う。

楽天証券にログインし、「NISA口座申込」から「他社から乗り換え・再開設」を選択する。

楽天証券のNISA開設ページ

楽天証券のNISA開設ページ

「勘定通知書もしくは非課税口座は意思通知の内容を入力する必要がある」とのメッセージが表示されるため「口座開設申し込みへ」をクリック。

氏名、住所などの登録内容を確認し、「NISA金融機関変更(廃止通知)の入力」から「勘定廃止通知(10~12月に届出をした方)」を選択後、必要事項を入力する。「入力内容に誤りがないことを確認しました」にチェックを入れて「この内容で確定する」ボタンをタップ。

楽天証券でNISA金融機関変更を実施

楽天証券でNISA金融機関変更を実施

これで、楽天証券でNISA口座の申し込みができた。NISA口座は税務署の審査後1~2週間程度で開設されるとのこと。

これ以降は、2025年の1月から楽天証券でNISA口座でのクレカ積立、楽天キャッシュ積み立てを設定する必要がある。

新たに開始する楽天証券の「ウェルカム積立予約」は、2024年中に2025年1月から開始するクレカ積立の事前設定サービスとなり、スムーズにNISAを始められるサービスだ。

しかし、2024年10月16日時点では「ウェルカム積立予約」が開始しておらず、NISA口座が開設できるまでには開始されていると良いのだが。


NISA口座の金融機関変更は、もっと大変だと思っていたが、手続き自体は案外簡単だった。また、移管前の金融機関でNISA口座の残高を売却する必要もない。

クレカ積立の還元率が下がった場合など、そのまま放置せず、条件の良いクレカ+証券会社に移管すると良いだろう。

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