1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

【前編】2024年のポイ活10大ニュースを10位~6位まで発表! クレカの手数料改定などが相次ぐ(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2024年12月18日 17時5分

2024年も残りわずか。ポイ活・クレカ業界でもさまざまな出来事があり、2024年でポイ活業界での10大ニュースを発表したい。前編は10位~6位までを発表し、後編は5位~1位までの発表となる。(全2回の第1回)

──

10位.タッチ決済での乗車できる鉄道・バス増加

2023年から増加傾向だが、2024年もタッチ決済に対応したクレジットカードやデビットカード、対象カードをApple PayやGoogle Payに登録して改札機などにタッチすると乗車できるサービスが全国で拡大した。

関西圏は2025年の大阪・関西万博に向けて、多くの鉄道が対応しており、首都圏でも東急線、京王線などで対応するなど、今後も対応する鉄道会社が増えるだろう。

さらに、これまで鉄道乗車のタッチ決済に対応していなかったMastercardもようやく対応したことで、ほとんどの国際ブランドでタッチ決済乗車が可能になった(Mastercard対応は一部鉄道会社のみ)。

9位.飲食店での独自ポイント開始

共通ポイント+独自ポイントの併用が増えている。ドラッグストアではこのパターンが多く、セイムスなどでも楽天ポイントカードとセイムスポイントの併用が可能になった。

飲食店ではすかいらーくグループが「すかいらーくポイント」を開始。楽天ポイント・Vポイント・dポイントと併用できるようになっている。

ロイヤルホストなどでも「MyROYAL」が開始し、ロイヤルポイントと楽天ポイントの2重取りが可能になった。

共通ポイントと独自ポイントを併用する事で、共通ポイントを集客に使い、独自ポイントでロイヤルカスタマー向けのサービスを提供するなど、ポイントカードを使い分ける企業が今後も増えるだろう。

8位.カード会社の収益化確保のための改悪相次ぐ

クレジットカード会社の手数料収入が減少し、さまざまな手数料が追加となったり、サービスを終了したりしている。

海外事務手数料の値上げや紙の利用代金明細書の手数料値上げが急増。紙の利用代金明細書については、2024年10月に郵便料金の値上げがあったため、多くのカード会社で値上げ、または値上げを発表している。

セゾンカードは、1年間カード利用がない場合、カードサービス手数料を2025年より徴収すると発表。年会費無料のセゾンカードインターナショナルも利用していなければ年間1650円(税込み)のカードサービス手数料が発生するため注意が必要だ。

電気・ガス・水道・税金の支払いでポイント還元率が下がるカードが増加。セゾンカードや2025年2月以降は住信SBIネット銀行のデビットカードでも還元率ダウンする。

支払日までに回収できなかった場合、回収事務手数料を取るカードも増えてきた。

プレミアムカードでも改悪があり、プライオリティ・パスでレストランなどが利用不可になった。JCBザ・クラスや三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでは2024年10月より、2025年1月15日より楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードのプライオリティ・パスがラウンジサービスのみに変更となる。

7位.ウエルシアがWAON POINT中心に

2024年5月以降、ウエルシアのポイント制度が変更となり、WAON POINT中心に変わった。

Vポイントの還元率を半分にし、毎週月曜日に実施している「月曜2倍デー」、毎月15日・16日の「シニアズデー」はWAON POINTのみとなっている。

また、年会費無料のウエルシアカードでは、毎月ポイント10%還元となる特典も開始。

2024年9月以降は毎月20日に実施する「お客様感謝デー」がWAON POINTのみになっており、Vポイントから距離を置くようになった。

ただし、VポイントとWAON POINTの相互交換はできるため、ためたVポイントをWAON POINTに交換してお客様感謝デーに200ポイント=300円分として利用できるが、この提携関係がいつまで続くかはわからない。

6位.KDDIがローソンを共同経営

KDDIがポイント経済圏争いとして仕掛けたのがローソンの共同経営だ。ローソンの株を三菱商事とKDDIが50%保有して共同経営する。

2024年10月2日には有料会員サービス「auスマートパスプレミアム」を「Pontaパス」としてリニューアル。リニューアル後は、ローソンでの特典が強化されており、一気にローソンでau色が強くなった。

また、ローソン傘下にはローソン銀行もあり、ローソン銀行ATMを使ってPontaポイントがたまるほか、au関連サービスなどが追加される可能性もありそうだ。


今回は2024年の10大ニュースを10位~6位まで発表したが、次回は5位~1位までを発表する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください