JR東日本、Suicaの残高を送金できる機能やコード決済機能などを追加

JR東日本は、2026年以降、モバイルSuicaアプリにコード決済機能の追加や送金機能などを追加する。

2026年秋ごろにはモバイルSuicaアプリを大幅にリニューアルし、Suicaのタッチ決済に加え、上限2万円を超える買い物にも利用できるコード決済機能を追加する。また、電子マネーを送る・受け取る機能や、買い物に利用できるクーポン機能、地域限定のバリュー発行などの機能が追加される予定だ。

2028年度には、センターサーバー管理型の鉄道チケットの提供を開始し、毎月3000円を払うと、最寄り駅からの運賃が50％OFFなどのサブスク商品、鉄道の日などの記念日、駅ビルやイベントでの買い物により配信される鉄道クーポンなどを予定している。

あらかじめクレジットカードや銀行口座をひも付ける事により、チャージする必要のない「あと払い」にも対応する。

また、2025年3月にはインバウンド向けに「Welcome Suica Mobile」サービスを開始。日本入国前にアプリをダウンロード・SFチャージを可能とし、成田空港や羽田空港から東京モノレール、他の鉄道各線をシームレスに利用できるようにする。

さらに、2025年秋にはJR東日本の新幹線eチケットや在来線特急のチケットレスサービス、2026年春には中央線をはじめとした普通列車グリーン車も「Welcome Suica Mobile」で利用できるようになる予定だ。