犬のしつけ指導者が基本的な4つのしつけ学習パターンを語る

NEWSポストセブン / 2012年4月11日 16時1分

 西川文二氏は、1957年生まれ。主宰するCan! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく犬のしつけを指導している。その西川氏が、「番犬」の作り方ついて解説する。

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 そりゃ、あなた、しつけをするなら飼い始めのその日からですよ。もしあなたの家にやってきた子犬が2か月齢ぐらいなら、その子、人間だとすでに3歳ぐらいです。しつけは、物心つく頃から行なう。犬のしつけも同じですぞ。子犬は程度の差こそあれ、鳴く、興奮する、噛む、排泄をどこでもするもの。これらの行動を習慣化させないために不可欠なのが、幼児期からのしつけってこと。

 しつけは、もう少し大きくなってから…なんて考えて、犬の自由にさせていたらどうなるか。コレ、人間の子供に置き換えたら、のちのち大変な問題になる。誰でも察しがつくでしょう。

 まずは行動の範囲を制限すること。で、その範囲の中で、好ましい行動を教え、好ましくない行動は学ばせないようにする。そして、好ましい行動、そうでない行動の理解度に応じて、犬の自由度を高めていく。これが、将来自由度の高い犬との生活を楽しむための秘訣なんですな。このあたりも、人間の子供のしつけと同じ。

 では、好ましい行動をどう教えていくか? どう好ましくない行動を学ばせずに成長させるか?

 基本は、以下の4つの学習パターンを飼い主が理解することに尽きる。(1)ある行動の結果いいことが起きればその行動の頻度は高まる、(2)ある行動の結果いいことがなくなればその行動の頻度は減る、(3)ある行動の結果嫌なことが起きればその行動の頻度は減る、(4)ある行動の結果嫌なことがなくなればその行動の頻度は高まる。

 飼い主がこの4つの学習パターンを熟知すれば、意外と簡単に好ましい行動、好ましくない行動を、犬に伝えることができる。え、その4つのパターンを熟知するにはどうすればいいかって?

 そりゃ、学習心理学に精通したインストラクターの、しつけ方教室に通うってことですよ、一番は。

※週刊ポスト2012年4月20日号



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