なでしこの五輪抽選会 専門家が「F組入り」を予想する根拠

NEWSポストセブン / 2012年4月22日 7時0分

 ロンドン五輪開幕まで100日を切った4月20日、金メダルを目指すなでしこジャパン・佐々木則夫監督が成田空港を飛び立った。24日にロンドンで行なわれる組み合わせ抽選会に出席するためだ。

 今回、女子サッカーの出場国は、以下の通りだ(カッコ内は現在のFIFAランク)。

開催国:英国(9)
欧州:フランス(6)、スウェーデン(5)
アジア:日本(3)、北朝鮮(8)
オセアニア:ニュージーランド(24)
北中米:米国(1)、カナダ(7)
南米:ブラジル(4)、コロンビア(28)
アフリカ:カメルーン(52)、南アフリカ(65)

 これら12か国が、4チームずつE~Gの3つのグループ(A~Dは男子に使用)に分かれて1次リーグを戦い、各組2位以内および3位のうち成績上位2か国の計8チームが決勝トーナメントに進出する。

 もちろん、現段階では、なでしこがどこの国と対戦するかはわからない。にもかかわらず、「なでしこはF組。英国、米国とは同じグループに入らない」、と大胆に予想するのは、女子サッカー取材歴約10年、佐々木監督の最新刊『なでしこ力 次へ』(講談社刊)の構成を担当した女子サッカージャーナリスト・江橋よしのり氏だ。

「開催国英国がE組に入ることは、すでに大会組織委員会から発表されています。また、過去の五輪の組み合わせを参考にすれば、前年W杯王者のなでしこと、前回五輪王者の米国が、残る2つの“シード国”扱いになることでしょう」(江橋氏。以下、括弧内同)

 また、サッカーの世界大会では、同じ地域の国同士が同じ組に入らないよう配慮されるのが通例だ。

「したがって今回も、なでしこと北朝鮮は別の組に入るでしょう。同様に、欧州のフランス、スウェーデンは、英国と別の組に振り分けられます。つまり、なでしこはフランスかスウェーデンと2分の1の確率で必ず当たることになります。いずれも昨年のW杯ベスト4で、日・英・米に続くメダル候補。油断ならない相手です。

 さらに、アテネ、北京と2大会連続で銀メダルのブラジルが控えています。このブラジルが英国の組に入ってくれたら強豪が3グループにうまく散り、全体のバランスが取れるのですが……。もしブラジルと同居となれば、“死の組”確定ですね」

 江橋氏の予想する“最悪”の組み合わせは、『日本、フランス、ブラジル、カメルーン』。逆に“最高”は『日本、スウェーデン、カナダ、コロンビア』だという。

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