88才の料理研究家 「同じものを3回作れば体得できる」

NEWSポストセブン / 2012年4月26日 7時0分

 米寿を迎えたいまも、多数の料理教室の生徒をかかえ、テレビや雑誌に引っ張りだこの、“登紀子ばぁば”こと、料理研究家の鈴木登紀子さん(88才)。そんな鈴木さんが上手なおむすびの握り方を教えてくれた。

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 もうすぐゴールデンウィークですね。ご家族で旅行やピクニック、あるいはドライブなどを計画してるかたも多いと思います。そんなおでかけはやはり、お弁当。それも、青空の下でいただく手作りのおむすびは格別のおいしさです。

 明治生まれの母は、お釜で炊き上げたご飯をお茶碗に軽く盛り、種を取った梅干しを真ん中に4~5杯分並べて次々と握っておりました。

 握り方はといえば、まず右手の人差し指と中指、薬指にお水とお塩をチョンとつけて左の手のひらにのばします。右手でお茶碗のご飯をぽんぽんと動かして少し丸みをもたせてから左手にのせ、調子をとりながら、なんとも優しい丸みをもった丸むすびを作ってくれました。3つ4つむすびますと、手のひらにぽおっと赤みがさしておりました。

 おむすびはあまり力を入れて固く握らないことが肝要。両手で優しく包み込みながら、3~4回手の中でそっと弾ませ、キュッ、キュッと軽く握ります。

 この加減は言葉で伝えるのはなかなか難しく、ご自身で体得していただくしかありません。それでも3回目には「この調子」がきっとおわかりになるはずです。

 お料理が最初から思ったように仕上がらないのは当然のこと。同じものを3回はお作りになることをおすすめいたします。

※女性セブン2012年5月10・17日号



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