櫻井よしこ 中国が平和愛する国ならチベット問題は存在せず

NEWSポストセブン / 2012年4月28日 7時0分

 オピニオン誌・SAPIO最新号には、聞けば元気になる、櫻井よしこ特別講演CD付録がついてくる。穏やかで上品な語り口ながら、凛とした明快な主張を展開するジャーナリスト・櫻井よしこさんの講演は、終了後も拍手がなかなか鳴り止まないことで有名だ。まさに「聞けば元気になる」人気講演をSAPIO読者のために、今回、オリジナルCD74分にまとめた。テーマは「変革を迫られる日本」。山積する難題にわれわれはどう立ち向かえばいいのか。講演内容より一部抜粋しよう。

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●「国を守る」という自覚
〈国家なくしては、国民の安寧も安全もあり得ません。国家なくしては、領土領海も守ることができません。国家は、国民を守り、領土領海を守る責務があります。そのためには、いろんな手を打たなければいけません。物理的に守る力が要ります。これは武力です。経済的にも守らなければいけません。武力と経済力を足して、生まれてくるのがその国の政治力、外交力です。基本は、国家も、地方自治体も、個人も、自分で自分を守るということです。それがこの国にはありません〉

●尖閣問題、東シナ海問題……中国は「公正と信義」の国なのか
〈憲法の前文を見てみましょう。そこにはこう書かれています。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」――中国が平和を愛する国だったら、チベット問題は存在しません。

 国内では、凄まじい弾圧をしている。こうした国が隣にいて、尖閣問題、東シナ海の問題があるにもかかわらず、私たちはまだ憲法前文を信じようというのでしょうか〉

●歴史を学ぶことが必要
〈立派な日本人を育てるために必要なことがあります。それは、歴史を学ぶということです。個々の人たちの歴史を学び、個々の家族の歴史を学び、ふるさとの歴史を学んで、それを縄のように編み上げていくのが日本国の歴史の学びです。

 私たちが一番身につけたいのは、日本人はこういう人たちで、こういうことを大事にして生きてきたんだということを学ぶことです。日本人には、ほかの民族にはない素晴らしさが存分にある。それを学ぶことによって、私たちの気持ちは必ず勇気づけられます。その先に、21世紀を生きるイメージが湧いてくるのです〉

※SAPIO2012年5月5・16日号



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