石田純一 松任谷由実を聞いて「夢が持てる音楽だ」と感じた

NEWSポストセブン / 2012年4月30日 16時0分

 多摩美術大学1年生のときに荒井由実として『返事はいらない』でデビューしてから、今年で40年を迎える松任谷由実(58才)。彼女が一躍注目を浴びたのは1973年のファーストアルバム『ひこうき雲』だった。

 ユーミンと同い年の石田純一(58才)は、彼女との“出会い”をこう振り返る。

「19才のとき、よく行っていた『ルイード』という原宿のライブハウスにユーミンが出ていたのを、偶然聴いたんです。ショックを受けましたね。当時はフォークソングが全盛だったけど、ぼくはなじめなかった。音楽自体に夢が持てるとは思わなかったんです。ところがユーミンは違った。夢が持てる音楽だなって感じたんです。それからすぐに『ひこうき雲』のアルバムを買いに走りました」

『ひこうき雲』は、死をテーマにした曲だけれど、なぜか暗さを感じさせなかった。音楽評論家の湯浅学さんは、1970年代初めにユーミンが登場してきたことの意味をこう解説する。

「それまでのフォーク系の女性アーティストが歌うのは、ものすごく個人的なことか政治的なことばかり。歌い方も学生時代のコーラス部の延長のようでした。そこにまったく新しい世界を持ち込んだのがユーミン。私は高校2年生のときに、ラジオで『ベルベット・イースター』を聴いたのが最初でしたが、それまでにない新鮮な感じに驚きました。すぐ後に中島みゆきが出てきたけど、ユーミンは切ない、中島みゆきは悲しい、そんな違いがあったと思う」

※女性セブン2012年5月10・17日号



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