AV監督と交際した女性「いい女枠に入れてもらえた気がした」

NEWSポストセブン / 2012年5月7日 7時0分

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”こじらせ女子”AVライターの雨宮まみさん

 いまネットでも注目を集めている“こじらせ女子”。AVライターの雨宮まみさん(35才)は、自らの“女性性”についてコンプレックスを抱き、それを乗り越えようとした半生を著書『女子をこじらせて』(ポット出版)に綴った。“こじらせ”克服のために自ら足を突っ込んだAV業界は、彼女にとってどのようなものだったのか?

――AVライターになろうと思ったきっかけは?
雨宮さん:もともと、自分自身にこじらせている自覚があって、それじゃいけないと思ったのがひとつのきっかけです。私は性経験が結構遅くて、そういう世界に憧れがあったんですね。セックスをしたいと思ってるけどなかなかできないし、する機会があってもうまくできないんじゃないかって思ったりして。自分にとってセックスは重いものだったんです。

 期待も大きかったし、妄想が膨らんでいるときに男性向けの雑誌を読むと“すごく美人でしかもスタイルがいい”なんていいう男性の理想の女性が出てくる。こういう人じゃないと興奮してもらえないと洗脳されてしまって…。実際にAVにはそういう女性が出ているわけでしょ。それはもう自分の中では最高にコンプレックスを刺激される存在だったので、そこにあえて向き合っていこうと思ったんです。

――AVライターになって恋人にAV監督ばかり選んでいたそうですが、その理由は?
雨宮さん:監督さんって“いい女”の女優さんたちと常に接している人ですよね。いま振り返ってみると、そういう人たちに認められると、自分も“いい女枠”に入れてもらえた気分になれるっていうのが多分あったと思います。何か自信を持ちたかったんでしょうね。いろんな“いい女”を見てきた人が自分を選んでくれたっていうことで、劣等感を埋めるための恋愛というか。

――AV業界にはいって“こじらせ”は克服できたんですか?
雨宮さん:かなり荒療治だと思いますけど、それで自分の中で踏ん切りがついたっていうのはありますね。なれもしない自分になろうとはしなくなった。いろんなAV女優を見てきて思ったのは、みんなそれぞれの良さがあって、それをつぶす方向で努力しちゃうと何もいいことがないんですよ。

 いろんな年齢、いろんなタイプのAV女優がいて、それぞれに男性のファンがついているわけだから、何が良くて何がだめだという問題じゃなくて、どんな女性にも需要があるんだってことがわかってきたんです。意外と男性の趣味は幅広いんだな、って。女性って、AVならそのトップ女優だけを見て「ああいう女じゃないとダメだめなのか」と思いがちだけど、実はそうじゃないと思いましたね。

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