退官した自衛隊最高幹部と親密関係の噂あった女性 両者直撃

NEWSポストセブン / 2012年5月8日 7時0分

 北朝鮮ミサイル危機のさなかに、佐世保基地トップだった加藤耕司総監(58)が突然退官した。同氏は次の海上自衛隊制服組のトップ、海上幕僚長に目されていた大幹部で、その退官劇は周りも驚く想定外のことだった。

 国防の最前線で何が起こったのか。取材を進めていくと、海上自衛隊内で加藤氏と、元NHKアナウンサーという異色の経歴を持つ女性部下Aさんとの“親密すぎる関係”が取り沙汰されていたことがわかった。

 自衛隊内で調査が行なわれていた頃、2人の身辺は慌ただしさを増す。

「今年1月、まずAさんが佐世保から関東に異動になった。一方、加藤氏のほうは『後任に道を譲ってほしい』と退職を勧められた」

 と、ある関係者は明かす。ただし、Aさんとの関係が、加藤氏の追い落としを図る一派によって利用されたとの見方もある。

 OBのひとりは怒りを露わにして、こう指摘する。

「加藤さんは愛妻家で、とても実直な人です。若い隊員にもざっくばらんに声をかけてくれる。Aさんと度々一緒に行動していたのは間違いないが、不倫をするような人ではありません。ただし、そういう誤解を受けるような行動をとったのは脇が甘すぎます」

 自衛隊では国防上の機密情報を扱うこともあり、不倫は事実上、懲戒の対象となっている。自衛隊法第46条第2項にある「隊員たるにふさわしくない行為」に当たり、処分されるのだという。真相を質すためAさんを直撃した。

――加藤氏はなぜ突然退官したのか。

「それは、勧奨でお辞めになったわけですから、勧めた方に聞かれたらどうですか? ご本人がすすんで辞めるといったわけではないと思いますので」

――あなたとの不適切な関係が理由だといわれている。

「そういう事実はありません。普通に上司としてお仕えしただけで、それ以上でもそれ以下でもありません。そりゃ人の受け止め方はいろいろあると思いますけど、私は不適切なことは何もなかったと思っています」

――2人でどこかに行ったことは?

「2人で飲みに行くとか、二次会に行くとかはありましたが、それくらい上司とだったらありますよね」

――このことに関して、自衛隊内部から問い質されたことはあったか。

「ないです。いわれたことはないですよ」

 Aさんは、自分との関係が理由ではないといいながらも、加藤氏が不本意な退官を迫られたという。

 一方の加藤氏本人は本誌の取材に対し、

「(不倫は)事実じゃない。だいたい、海上自衛隊の人事があんなもの(不倫に関する噂)で影響されるわけがないじゃないですか」

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