日本人の99.7%飲んだカルピス 0kcal発売やコラボ積極展開

NEWSポストセブン / 2012年5月24日 16時0分

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カルピス 業務用事業部・山重雄一朗さん

 1919年の発売以来、子供からお年寄りまで年代を問わず人気を集めるロングセラー商品「カルピス」。多くのコラボアイテムが複数メーカーから発売され、「カルピス」を愛する社員のレシピが本になって、『カルピス社員のとっておきレシピ』(池田書店刊)が発売されるなど、さまざまな展開を見せている。そうした“ブランド力”の強さは、どこにあるのか?

“子供の飲み物”と考える人もいるかもしれないが、カルピス社は少子高齢化社会の流れもあり、『大人の健康・カルピス』『「カルピス」プラス』といった健康志向の高い大人向け商品など、幅広いラインナップを持つ。

『大人の健康・カルピス』の「カルシウム&グルコサミン」などは、“気になってはきたけれど、軟骨成分のサプリを飲み始めるのには、やや抵抗感がある”といったポストシニア世代にとって、グルコサミンを抵抗なく、気軽に試してみるアイテムになりえる。こういった抵抗感を緩和できるのは、やはり確立されたブランドであり、身近な飲料であることが大きなポイントとなる。

 そうした同ブランドの新展開としては、5月28日にゼロカロリータイプの『カルピスウォーター』<ゼロ>が発売される。飲料市場では、炭酸飲料を中心にゼロカロリータイプの商品が多数発売されており、カロリーを気にする消費者ニーズをとらえて人気となっているが、無糖の茶類などを除くと、意外なことに炭酸飲料以外の定番商品でのゼロカロリータイプは少ない。

「『カルピスウォーター』を評価いただいている風味面の特徴は、“甘ずっぱく爽やかな味わい”です。今回、ゼロカロリータイプの『カルピスウォーター』を開発するにあたり、一番意識したことは、味わいをそのままにゼロカロリーで楽しめることでした。

 しかし、ゼロカロリーで『カルピスウォーター』の味わいを作り出すのは非常に難しく、なかなかイメージする味わいを具現化することができませんでした。甘味料の配合技術など当社が永年にわたり培ってきた“甘くおいしい飲料を作る技術”により、ついに妥協のないゼロカロリータイプの『カルピスウォーター』<ゼロ>の開発に成功することができました。

 カロリーが気になり甘系飲料に手を出しづらくなってしまった、30~40代の大人の方を中心に、充実した味わいを楽しんでいただきたいですね」と、カルピス 飲料事業部商品開発グループ・田中孝一郎さん。

“ゼロ系飲料はおいしくない”という先入観を持つ人もいるが、実際に飲んでみると、口の中にパァっと広がる『カルピスウォーター』ならではの、甘酸っぱい味わいはそのまま。さらに、ゼロカロリーということもあってか、すっきり感が増し、のどごしもよりさっぱりした印象に仕上がっている。

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