勝谷誠彦氏 嘘つきの電力会社や政府を信用するのはやめよう

NEWSポストセブン / 2012年6月1日 16時0分

『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子…など、様々なジャンルで活躍する論客が、毎号書き下ろしで時事批評を展開する。本サイトでは6月1日に配信された17号より「勝谷誠彦の今週のオピニオン」の一部を公開する。

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 この夏の節電がやかましく言われている。電力会社や政府が出してくる数字がいかにデタラメかを私たちは知ってしまった。企業ではなく家庭からはるかに高い電気代を搾取していたこともバレた。そして、そうしたことを大マスコミは伝えてこなかった。今ごろになってしたり顔をされても困るのである。嘘つきだった過去は消えない。

 もう信用するのはやめようではないか。数字を出して節電の「方法」まで奴らは押しつけてくる。それに従うのは、今まで乗せられていたのと同じ道だ。それよりも、私たちはこれを奇貨として自分たちの生き方そのものを「自主的に」考えていってはどうか。

 シエスタというと欧風だが、アジアを歩くともっとも暑い時間帯、やはり人々はぼーっとしている。私たちもぼーっとしないか。いや、パソコンから離れて、向かい合ってくだらない話をしてはどうか。会社や学校は一部屋だけキンキンに冷やしてほしい。温度制限などくそくらえ。その間、他の部署のエアコンを止めるのだからこちらの方が節電になる。そんな部屋に人々は集い、弁当を食べながら無駄話をするのである。

 弁当を持って来れない人もいるだろうから、社員食堂や、あるいは近隣の料飲店とタイアップしてもいいかもしれない。夜しか営業していない居酒屋など、いくばくかの使用料を払って、昼にかかる使われ方をすると大助かりだろう。

 企業においてはおそらく新たな企画などが爆発的に出てくると私は考える。パソコンに支配されるのではなく、人と人との対話からこそ新たな発想は生まれるからだ。減る労働時間はいっそ削ってしまえばどうか。有給休暇が消化できないと、あれだけわあわあ言っているではないか。それをあてればよろしい。しかし、思わぬ効果に、きっと多くの企業はそんなケチなことをしないかもしれない。

※メルマガNEWSポストセブン17号



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