Facebook 独身の強力恋愛ツールで既婚者の浮気道具との分析

NEWSポストセブン / 2012年6月8日 7時0分

 世界で8億人以上が利用しているとされるフェイスブック。日本国内でもユーザーが急増中のこうしたSNSを巡っては、手軽に利用できる反面、使い方によっては危険なツールになり得る。フリーライターの清水典之氏が報告する。

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 交流範囲をリアル社会の友達だけに限定しても、決して安心はできず、予期せぬ落とし穴にハマることがある。

 フェイスブックを使い始めて誰もが一度は試すのが「中学や高校時代の同級生の探索」で、芋づる式に旧友とつながることがある。これはフェイスブックの醍醐味でもあるが、ときに昔付き合っていた彼女・彼氏や片思いだった相手ともつながったりする。“焼けぼっくいにナントカ”という状態を生みやすいのだ。

 さらに、趣味や仕事を通じて異性との新たな出会いが生まれることもある。夫婦問題研究家の岡野あつこ氏は、フェイスブックをこう評する。

「趣味や価値観の合う人を見つけやすく、しかも自分のいいところだけを見せて演出することができる。だから、独身者にとっては強力な恋愛ツールとなりますが、既婚者にとっては浮気を誘発しやすい“危険な道具”になりえるのです」

 2010年に全米婚姻関連弁護士会が米国内で行なった調査によると、弁護士会に属する81%の弁護士が「離婚訴訟でSNS上で交わされた会話などを証拠として挙げるケースが過去5年間で増加した」と答えている。

 イギリスでも、離婚情報サイト「離婚オンライン」の調査によれば、2011年の離婚訴訟に提示された訴状5000通の内、33%にフェイスブックという単語が含まれていたという。

 日本ではユーザーが急増したのがここ1年ほどなので、まだそこまで顕在化していないが、それでも「フェイスブック離婚」の例は出始めている。

 岡野氏の元に持ち込まれた相談のなかには、40代の男女(既婚者)が共通の趣味で意気投合して一線を越えてしまい、お互いのパートナーを捨て、駆け落ちしてしまった例があるという。

 また、大阪のある探偵事務所が手がけた案件の中には、次のような事例があった。

 妻A子(27歳)は、「他人との付き合いがおっくうな性格の夫がなぜ、あんなにフェイスブックに熱心なのか」といぶかしく思い、夫(医師40歳)のPCを開きフェイスブックにログインしてみた(パスワードは誕生日だった)。

 そこには女医B子(既婚、25歳)との間で交わされた「愛しているよ」「お互いに離婚して一緒になろう」といった言葉が綴られ、ツーショット写真もぞろぞろ出てきた。

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