夏はダニ繁殖の季節 専用クリーナーがアレルギー対策に有効

NEWSポストセブン / 2012年6月20日 16時0分

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ダニやダニの死骸は、アレルギーの原因物質に

 梅雨から夏にかけての時期は、ダニがもっとも繁殖しやすいシーズン。そのダニが好む繁殖スポットナンバーワンの“寝具”には、10万から1000万匹ものダニがいるという(オハイオ州立大学調べ)。日光消毒をしたくても、雨が降り続き、ジメジメした梅雨シーズンは、毎日布団を干すこともできない。そこで、この時期に手軽にできて、効果的なダニ対策を調査した。

 室内のチリダニの数は6月から増加し始め、ピーク時の8月まで激増するという。室内に棲むダニのうち、約80%を占めているのがチリダニ。チリダニは、気温25~30度、湿度60~80%の環境でもっとも増えやすくなる。つまり6~9月の平均気温・平均湿度では、チリダニが繁殖するのに最適な条件がそろってしまうのだ。また地球温暖化や住宅の気密性が高くなったこと、西洋式の生活スタイルが定着したことなどによって、30年前に比べて室内のダニの数は3倍に増えたという調査結果もある。

 生きているダニや、ダニの死骸は、ぜんそくやアレルギー性鼻炎を引き起こす原因物質“アレル物質”となる。また、ダニの種類によっては人を刺して皮膚炎を起こさせるものもいる。

 厚生労働省によれば、気管支ぜんそくは約800万人、ダニやハウスダスト、花粉などによるアレルギー性鼻炎は国民の40%以上など、日本では全人口の約2人に1人が、何らかのアレルギー疾患にかかっていると推測されている。国民病ともいえるアレルギーに対して、厚生労働省は対策を進めており、ぜんそく対策のひとつとしては、「部屋のほこり、カビ、ダニを除去する」ことを挙げている。チリダニがもっとも増える8月を前に、この時期からダニを減らす準備が必要だ。

 ダニが好む場所の条件は3つ。「適度な温度と湿度」、「エサとなる繊維やほこり、人のフケ、垢がある」、「潜り込める場所がある」こと。人がよく座るソファーや座布団、カーペットやカーテンなどの布製品はこの3条件を満たしているが、ダニのベストポジションは、なんといっても寝具(布団・枕・マットレスなど)。人は睡眠中に、コップ1杯分の汗をかくうえ、体温で温まる。また、縫い目やほつれから、奥深くに潜り込むこともできる。ダニにとっては最高の環境といえる。

 通常、寝具からダニを減らす方法としては、次の3ステップが必要だ。
ステップ1:丸洗いできるものや、ダニが入り込みにくい素材の寝具に変える
ステップ2:天日干しや布団乾燥器で、除湿
ステップ3:丸洗いや掃除機でダニを除去
 
 ただし布団の買い換えや丸洗いには、手間もお金もかかる。また、雨が続く梅雨シーズンには、毎日天日干しをするのも難しい。また、高齢者のなかには、体力的に布団の上げ下ろしがつらい人もいる。そこで今、注目を集めているのが、布団専用のダニクリーナーだ。

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