乳房再建した46才女性に「バストアップして綺麗になった」評

NEWSポストセブン / 2012年7月26日 16時0分

 自らの乳がん告知から手術、乳房再建までをつづったコミックエッセイ『おっぱいを作る! 乳がん転じて美乳になる方法』(マガジンハウス)を出版したイラストレーター&文筆家の田中ひろみさん。1年半前、突然のがん宣告を受けたときには、目の前が真っ白になったという。

「ちょうど46才でした。それまでにも触診の検査を受けてはいたんですけど、私の場合、しこりがないタイプの乳がんだったので、わからなかったんです」

 正式な病名は“浸潤性乳管がん”。リンパ節には転移していないものの、がんの大きさは4cmと小さくはなかった。手術をすればかろうじて胸は温存できるものの、形は大きく崩れてしまう。田中さんは迷わず、医師に「全摘で再建をお願いします」と申し出た。

「全摘といっても、私の受ける手術は“乳頭乳輪温存乳房切除術”といって、皮膚も乳首も残して乳腺だけをくり抜く方法でした。でも、乳首を残すことでがんの取り残しがあるのではないかなどいろいろ不安に感じたので、インターネットで入会した乳がんのメーリングリスト『TEDDY BEAR』に質問のメールを流してみたんです。そしたら、なんと“よければ私の胸をお見せしましょうか?”と、連絡をくださった会員のかたがいまして。初対面にもかかわらず、人気のないトイレでまじまじと再建した胸を見せていただきました」

 同じ病気を経験した仲間同士だからこそ、気兼ねすることなく胸の内を明かすことができたという田中さん。

「もっと早く悩みを口に出していえばよかったと思いましたね。再建にしてもあれこれ悩まず、患者会などで多くの人に悩みを打ち明けることで気持ちがずいぶん楽になれると思うんです。私も再建後、胸にしわが若干あるのが気になっていたんですけど、人に見せたら“全然気にならないし、前よりバストアップしてきれいになったね”っていわれて。

 女って下着を変えるだけでうれしかったりするのと同じように、胸をつくってきれいになったことが自分の自信にも繋がるんですよね。以前は胸元の開いたセクシーなワンピースなんて着ることがなかったんですけど、最近はオシャレが楽しくって。メイクもちょっと変えてみたりしてるんですよ」

※女性セブン2012年8月9日号



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