ワークマンvsデカトロンの戦い 前者が圧倒的優位な理由

NEWSポストセブン / 2019年5月4日 7時0分

 ワークマンでもっとも注目が高いのはやはり、防水透湿ジャケットの「イージス」シリーズではないかと思います。

 防水透湿というとゴアテックスという素材が有名ですが、何万円もするため、一般消費者にはなかなか手が出せません。ところがイージスシリーズは3900~5800円と非常に手ごろな価格です。同じ廉価版防水透湿ジャケットであるユニクロのブロックテック(5990円)よりも廉価です。

 防水透湿ジャケットというのは、本来は防水性と透湿性が数字で表記されねばなりません。イージスシリーズは値段によってその機能が違うのですが、例えば、2018年モデルの5800円ジャケットだと、「耐水圧10000mm、透湿度3000g/平方メートル/24h」と明記されています。

 ところがユニクロのブロックテックは透湿度が発売以来今に至るまで明記されていません。防水性についてはかなり高く、実際に台風の日に当方が着用したところ、雨はまったく浸み込んできませんでしたが、透湿性については明記されていないため、どの程度の性能なのかは不明です。イージスの方が価格的にも安いですし、機能性も上回っているのではないかと考えられます。

 もう一つ、新商品として評価したいのが、撥水ジーンズです。綿・レーヨン・ポリウレタン混のデニム生地に後加工で撥水加工を施していますが、生地の触感はまったく加工を感じさせません。それでいて小雨程度なら撥水します。後加工された洋服の多くは、何回か洗濯をするとその効果が失われてしまうものが多いのですが、これは40回洗濯まで可能で、その後もアイロンを当てると、その熱で加工が再構成されて撥水加工が回復するという優れものです。

 以上の二点を擁するワークマンプラスがどこまでシェアを伸ばせるのか──。今後の新商品の発売とともに注目していきたいと思います。

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