元グラドル小阪有花が語る「療養の日々、保育への思い」
NEWSポストセブン / 2019年5月6日 16時0分
芸能界を離れて10年経ち、グラドル時代の可愛らしさに大人の魅力が加わった小阪。雑談では笑顔も見せ、かつてのチャームポイントである三日月目になるが、保育の仕事について話すときは打って変わって真剣な表情になる。保育コンサルタントとしてのキャリアを積んできた小阪は今後、メンタルマネジメントの視点からも保育士のサポートをしていくという。
「保育現場は体力的にも精神的にも疲れます。現在の保育士さんの給与は、一般企業と同じくらいになりましたし、家賃補助が出るところもあります。だけど給与が上がれば続けられるかというと、それは違う。
働いている保育士さんにとって自分が良いと思えない保育だったら迷いが生じますし、結果を出しても一般企業と違って待遇はさほど変わらない。そもそも教育には正解がないため評価基準が曖昧です。その現状の中で、保育士さんが先生である前に一人の人間として働きたいと思え、また仕事内容も、働きがいのある保育園にすれば続けられるのではと考えています」
彼女の仕事はコンサル業務だけにとどまらない。少しでも子供との関わりを持ちたいと、5月からは映像制作会社に所属し、子供向けコンテンツの企画立案を行なっていく予定だ。
「様々な形で『子供と本気で向き合う』ところを、見せていきたいなと思います。ゆくゆくはもう一度保育園を立ち上げたい。子供と関わる時間を確保したいと思います。
でも、いまは幼児に関する事業の企画やマネジメントの仕事もいただいていますし、講演会などもさせてもらっていて、ありがたいことに人も集まっていただけています(笑)。他園からのサポート依頼などもいただけて、それが本当に嬉しいと感じています。10年間頑張ったご褒美かな?と思えるほど、今は仕事が楽しいので、当面は、ご依頼いただいたお仕事に対し誠心誠意向き合うのみですね」
その目は、グラビアアイドル時代以上に輝いている。
【プロフィール】こさか・ゆか/1985年、神奈川県生まれ。旧芸名は小阪由佳。「ミスマガジン2004」グランプリで芸能界デビュー。2009年に芸能界を引退後、保育関連の仕事に携わる。公式ツイッターは@kosaka_revival。インスタグラムは@kosakayuka0627。
◆取材・構成/高橋ユキ(ジャーナリスト)
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