袋入り即席麺 4年ぶり前年上回り17億食超えヒットの背景

NEWSポストセブン / 2012年8月26日 7時0分

 東日本大震災後に非常食として需要が拡大、“ナカ食”ブームの影響もあって、2010年度比104.2%の生産量増加となった「即席麺」。なかでも、年々減少傾向にあった“袋入り”が、17億7124万食と4年ぶりに前年を上回った。

 袋ラーメンは、「サッポロ一番」「チキンラーメン」といったメガブランドが根強い人気を誇る保守的な市場。そこに登場したのが、東洋水産「マルちゃん正麺」シリーズだ。

「今年6月までに1億食を出荷し、100億円を売り上げ(小売り)、初年度の計画を突破しました。現在は年間200億円の売り上げを目指しています」(東洋水産即席麺本部商品開発部・隅田道太さん)

 ヒットの理由は“麺”そのもの。袋ラーメンの麺は、生麺を蒸し上げ、そこから油で揚げて短時間で乾燥させたフライ麺か、揚げずに乾燥させたノンフライ麺の2つの製法が主流。だが、「マルちゃん正麺」はまったく新しい製法が取り入れられている。蒸しの工程がなく生麺をそのまま乾燥させるため、従来の袋麺のように日持ちはするのに、“生麺”のような食感が残っているのだ。

 幸せ料理研究家・こうちゃんこと相田幸二さんも、

「あまりの即席麺離れした仕上がりに感動し、皆に教えてあげなくては!と思わずツイッターでも絶賛してしまいました(笑い)。ぼくは味噌味(太麺)がいちばん好きですが、乾麺、しかも太麺であれだけのもちもち感を出せるなんてすごい。個人的には、味噌味に野菜炒めをトッピングして食べるのがおすすめです」

※女性セブン2012年9月6日号



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