プロゴルファーの闇営業 暴力団とコンペでギャラ50万円も

NEWSポストセブン / 2019年6月19日 7時0分

吉本芸人が参加した振り込め詐欺グループの忘年会

 カラテカ・入江慎也や、雨上がり決死隊の宮迫博之などが参加したお笑い芸人の「闇営業」騒動で、芸能界と反社会的勢力との接点がクローズアップされているが、闇営業の存在は、アスリートの世界にもある。

「プロゴルファーは個人事業主なので、チームや連盟といった防波堤がなく脇が甘くなりやすい。しかもトーナメントで食えるのは200人程度で、その10数倍のプロゴルファーがレッスンなどで食べている。

 高額の謝礼を受け取り、暴力団関係者にレッスンをするプロもいる。賭けゴルフの助っ人として駆り出されるケースもある。日本プロゴルフ協会やツアー機構はツアーには関与しますが、それ以外はほぼノータッチです」(ゴルフツアー関係者)

 プロゴルファーの元には、暴力団のフロント企業や関連会社からコンペのゲスト参加依頼が来ることも珍しくないという。あるシニアプロが語る。

「50万円のギャラでゴルフ場に行ってみたら、駐車場にスモークガラスのベンツがズラリと並び、ひと目で“その筋”だと分かる人が勢揃いしていた。そういう人たちほど金払いもいいので、自ら積極的に参加するプロもいます。

 トラブルが起きるわけではなく、みんなゴルフが大好きで、うまい。ただ、ホールを回った後に大半の人が風呂に入らなかったのはよく覚えています(苦笑)。記録に残るとマズいと思ったので、記念写真だけは勘弁してもらいましたけどね」

 個人のラウンドレッスンのギャラは1日5万円から20万円が相場で、相手によっては50万円のこともあるという。

「レッスン相手がどんな人なのかは、声をかけてくれた仲介者を信用するしかない。最後まで相手の正体がわからないことも少なくない。ギャラの名目はレッスン料や車代などいろいろですが、いずれも現金。領収書は書かず、当然収入としては計上しません」(あるレッスンプロ)

 このため、税務署にマークされるプロゴルファーも数多くいるという。

※週刊ポスト2019年6月28日号

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