韓国・中国・北朝鮮以外は「世界中ほぼ親日国家」である理由

NEWSポストセブン / 2019年7月30日 16時0分

 令和元年(2019年)に国交樹立100年を迎えたポーランドの親日感情は腰を抜かしそうなほど感動的なのである。

 日露戦争を契機とする親日感情の発芽は北欧の国フィンランドも同じだった。長くロシアの支配下に置かれたフィンランドにとって極東の島国・日本の戦いに多くを期待したのも当然のことだろう。また日本がフィンランドの独立を支援した知られざる交流の歴史は首都ヘルシンキで確認することができる。

 もっとも日露戦争で日本と干戈(かんか)を交えたロシアでも、現代のロシア人が日本軍の武勇を称え、日本への畏敬の念を持っていることには驚かされる。やはり行ってみなければわからないことだらけである。

 行ってみなければわからないのは、カンボジアもそうだろう。長い内戦に苦しんでいたカンボジアの復興に手を差し伸べた日本は、日本初のPKO(国連平和維持活動)として自衛隊を派遣した。そして自衛隊員らが汗を流して復興支援を行い、引き続いて日本政府がODA(政府開発援助)を投入するなどしてカンボジア復興を助けたのだった。

 こうしたことへの感謝の気持ちの表意として、カンボジアの紙幣になんと「日の丸」が描かれているのだ。当時、日本国内では、自衛隊のPKO部隊派遣を巡って無知蒙昧(むちもうまい)な反対意見が渦巻き、これを偏向メディアが煽り立てた。ところが実際にカンボジアに行ってみると「あの日本国内での騒ぎはなんだったのか」と恥ずかしくなる。まさしく“井の中の蛙”という言葉を痛感した次第である。

 そしてなんといっても親日国家の王者といえば台湾だろう。日清戦争後の下関講和条約によって清国から割譲されて日本領となった台湾は、大東亜戦争終結まで半世紀もの日本統治を経験しているが、これまで私は、日本統治時代を批判する声を耳にしたことがなく、むしろ日本統治時代を称賛する声が溢れている。

 なかでも日本統治下における「教育」は、これを経験した年配者が異口同音に絶賛しており、“皇民化教育を押し付けられ、日本語を強要された”などという話を聞いたことがない。それどころか、台湾を統治した歴代の日本人台湾総督は尊敬され、感謝されているのである。

 さらに、台湾では日本の軍人や警察官などが神様となって崇められている廟があるのだから腰を抜かしそうになる。

 そしてこうした国々は、それぞれの日本との関わりから生まれた対日感情や感謝を忘れることなく現代に引き継いでいる。したがって、正しい歴史を知り現実を理解すれば、その国とどのように付き合っていけばよいかが見えてくるのだ。

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