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“眼ヨガ”で「驚くほど視界が明るくなる」とヨガ研究者語る

NEWSポストセブン / 2012年9月13日 16時0分

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誰でも簡単に実践できる“眼ヨガ”

 まずは実験してみていただきたい。両手のひらをこすり合わせ、暖める。そして眼をとじ、両手のひらで両眼を覆った後、ゆっくりと息を吸い、吐く。この深呼吸を10回繰り返す――。

「これは『眼の照気法』といって、手から眼に新鮮な気を送り、疲れや老廃物をとるヨガです。手のひらの中央あたりから暖かい気が出ていると考え、息を吸いながら手から眼に気を送り込み、息を吐きながら眼の疲れを口から出すイメージ。吸う吐くを繰り返すうちに眼の血行が良くなり、驚くほど視界が明るくなります」

 こう解説するのは「龍村ヨガ研究所」を主宰する龍村修氏だ。

「ヨガでは身体の気の流れをよくすることで、本来ある“心身のアンバランスを整える力”を発揮させます。東洋の伝統的な考え方で、手をこすり合わせることで気が生じ、それにより毛細血管が開け、神経の働きが高まり、視界が明るくなった。気がスムーズに流れることで、本来の『眼力』を引き出せたのです。ヨガで視力が改善されるなどは、よくあることです」

 龍村氏とヨガの出会いは、1973年。早稲田大学在学中、演劇活動を通じてヨガを知り、求道ヨガの権威・沖正弘氏に入門。沖氏の没後は道場長をつとめ1994年に独立した。

 戦後日本でヨガの普及に貢献した沖氏は、1975年に『眼がよくなる本』(潮文社刊)、1977年に『3分間で眼がよくなる体操』(同)を発表し、それぞれ20万部を売り上げる大ヒットに。龍村氏も当時は沖氏の内弟子として、眼がよくなる方法の探求に没頭した。

 以来、40年近く、龍村氏は眼のためになる「眼ヨガ」を研究している。

「70年代はまだレーシック手術もなく、眼のためのヨガといえば、視力回復が中心でした。コンタクトはあっても、ドライアイの概念はなかった。時代が移り、今は会社でパソコン、電車でケータイ。眼を酷使する生活スタイルに変わって、“眼の疲れをなんとかしたい”と、お悩みの方が本当に多い。そこで『眼ヨガ』(日貿出版社刊)をまとめたのです」

 先日訪れたブータンでは、日本にはない澄み切った青空と空気に驚いたという龍村氏。現代日本の環境も眼に負担をかける因子だと実感したそうだ。

 一概に眼の疲れといっても、それは単に眼だけの問題ではない。

「眼の異常は生活習慣病である、というのが沖先生の考え方の基本です。例えば、眼窩の外側(両目尻)は脚のアンバランスと密接な関係がある。このツボを刺激すると、脚のアンバランスがスッと改善されたりする。脚の状態が眼に負担をかけているわけです。

 つまりは、心身の異常が眼に症状として現われているが、そこに気付いていない人がとても多い。眼ヨガでは、“身体全体を整えながら、眼の悩みも改善していく”と、考えてください」

撮影■丹羽敏通

※週刊ポスト2012年9月21・28日号



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