モテない薄毛男性「適切な治療が青春時代にあれば…」と嘆く

NEWSポストセブン / 2012年9月30日 7時2分

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高校時代からの悩みだった「薄毛」

男性にとって大きな悩みのひとつに「薄毛」があるだろう。ここでは、現在32歳・薄毛歴14年という会社員男性・Aさんの切ない告白を聞いてみよう。そして、どのように対処すべきかを専門医にも聞いてみた。
 
現在Aさんは前方と頭頂部にまったく髪の毛がないため、スキンヘッドにしている。Aさんがハゲ始めたのは、高校3年生の18歳の時のこと。父親も薄毛だったため、「自分もハゲるんじゃないか…」という疑念はうすうす抱いていたのだという。

18歳になったころ、友達から「お前、頭皮がやばいよー」「前髪、キテるよー」と笑われることが多かったAさん。だが、当時は「まぁ、ちょっとおでこが広い程度だろう」とあまり気にしていなかったというのだ。

Aさんが本格的に薄毛を意識し始めたのは、20歳前後の大学生のころ。そのとき、バンドなどの影響で、長髪にチャレンジしていた。しかし、長い髪にすると、ところどころに肌色の隙間ができてしまう。これを見て「もしかして、自分はハゲてるんじゃないか」と初めてそのときに気付いたという。

そのとき、ようやく育毛剤などに興味を向け始め、抜け毛対策に着手する。当時は、花王の“サクセス”のような髪の毛に良いとされているシャンプー等のシリーズを購入。大学生時代の少ない小遣いでは、数千円レベルの“髪に良いもの”を買うのが精いっぱいで、1万円や2万円以上するような高額なものには手が出なかったようだ。

ただ、カツラをつけることは、「扱いが面倒くさそう」「バレたら面倒くさい」「むれそう」ということで、考えなかったという。今でこそ、「専門医に診てもらい、薬を処方してもらう」という手段があるものの、当時は「専門医」自体の存在があまり一般には知られていなかった。

【ヘアアレンジができない20代をAさん嘆く】

「その時に“病院”という選択肢があったら、挑戦していたかも…」とAさんは遠い目をして嘆く。

 AGA(男性型脱毛症)治療を専門にする銀座HSクリニックの北嶋渉院長は、「薄毛のメカニズムを知っておいた方がいい」と語る。

薄毛とは、別にストレスや遺伝だけでなるものではない。

「あくまでも、男性ホルモンの“テストステロン”と毛乳頭の中に含まれた酵素の“5αリダクターゼII型”が結びつくことで、発毛を抑制するDHT(ジヒドロテストステロン)が発生するから薄毛になるんです」(北嶋氏)

 DHT発生を抑えるには、“フィナステリド”の服用が必要なため、北嶋氏は専門医に行くよう勧める。Aさんに対しては、「すいません、こうしたことが日本で一般的になったのは、ここ最近のことでした……」とメッセージを送った。

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