【江戸検合格講座・徳川将軍15代編】将軍のご飯の調理法は?

NEWSポストセブン / 2012年10月3日 7時0分

 歌舞伎に落語、テレビの時代劇……江戸を舞台にした幾多の芸能を真に楽しむためには、江戸時代に関する教養が欠かせない。江戸の文化や歴史、生活などに関する総合知識を問う検定試験、第7回江戸文化歴史検定(江戸検)が10月28日に行なわれる。まずは以下のプレ検定【徳川将軍15代編】で予習に励んでいただきたい。

【問1】「生類憐みの令」で知られる5代将軍綱吉が生まれた正保3(1646)年の干支は何でしょう?
(い)甲子(こうし)
(ろ)戊寅(ぼいん)
(は)乙卯(いっぼう)
(に)丙戌(へいじゅつ)

【問2】将軍の食膳に供されたご飯の調理方法は、少々珍しいものでした。それは次のうちどれでしょう?
(い)蒸飯 (ろ)酢飯 (は)握飯 (に)干飯

【問3】8代将軍吉宗は、京都で麻疹が流行し天皇が罹患したとき、自家製の薬を早馬で献上したといいます。その薬のおかげで天皇は全快したとされますが、この薬はどんな原料からつくられていたでしょう?
(い)牛の糞 (ろ)猿の脳味噌 (は)鼠の睾丸 (に)蛇の皮

 正解は下に。




【解答】
【問1】(に)。「生類憐みの令」は、本来は儒教思想に基づく人間を含めた生物全般の保護令だった。しかし、綱吉の母・桂昌院の口出しなどもあって、次第にエスカレート。綱吉が戌年生まれだったことから、とくに犬が大切にされ、江戸市中に10万頭ともいわれる野犬の収容所をつくるまでになった。

【問2】(い)。将軍が食べていた蒸飯とは、ザルに入れた米を沸騰した湯に漬けてから、釜に移して蒸したもの。白米を主食にした江戸では、ビタミンB1の欠乏から脚気が多かった。3代家光、5代綱吉、13代家定、14代家茂も脚気だった。

【問3】(い)。この薬は「白牛洞」といい、白牛の糞を焼いたり乾燥させたりした漢方薬で、麻疹の特効薬とされていた。ほかにも「象洞」といって、象の糞を用いた薬もある。象は霊獣とされ、糞も薬とされたのだ。

※週刊ポスト2012年10月12日号



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