ぎんさん98才長女、94才三女の1週間のご長寿夕食献立を紹介
NEWSポストセブン / 2012年10月28日 16時0分
「きんは100シャア、ぎんも100シャア」そんな名セリフで日本中を沸かせた双子の100才、きんさんぎんさん。ぎんさんの4人の娘たちも今や平均年齢93才。母親譲りのご長寿だ。今回は、同居生活を送っている長女・年子さん(98才)と三女・千多代さん(94才)の生活に密着。1週間の食卓から見えてきた“長寿の献立”を紹介する。
野菜と魚が苦手で、進んでは食べたくないという年子さんが、たちまち目を輝かせるのがお肉。牛肉はもちろん、豚肉、鶏肉と、とにかくお肉がだーい好き。1週間分の夕食の献立のうち、1~4日目までは次の通りだ。
1日目<ごはん(白米)、白菜とツナ缶の甘辛煮、鶏のから揚げ、ポテトサラダ、春菊のごま和え、千多代サラダ(内容は後述)>
2日目<ごはん、豚肉と冬瓜の煮付け、すき焼き風の煮物、千多代サラダ>
3日目<ごはん、天ぷら、鶏から揚げの味付け煮、かぼちゃの煮付け、千多代サラダ>
4日目<ごはん、鮭の煮付け、おでん、魚肉ソーセージときゅうりのマヨネーズ和え、千多代サラダ>
毎日、肉類は欠かせない。
そのため、ふたりの食費のうち、肉類に要するお金が4割近くを占めるという。1週間分の献立を並べてみると、「すき焼き風の煮物」が2回登場する。これは牛肉に豆腐、ねぎ、しいたけ、それにしらたきを加えて甘辛く煮付けたものだ。
そのほか鶏のから揚げは、出来合いを買ってきてよく食べ、煮付けにもするという。一般的にいって、年をとるとともに、肉食よりも野菜中心になりがちだが、東京都健康長寿医療センター副院長・原田和昌さんはこう言う。
「体内にはアルブミンというたんぱく質があり、これが不足した状態になると、筋力の低下や免疫力の低下などにつながります。そのため、たんぱく質の割合の多い食事、つまり“肉食”の高齢者ほど、筋肉量の減少が抑えられて骨密度が高く、胃腸が丈夫だといわれています」
もちろん、ふたりの食事は肉ばかりに偏っているわけでない。5日目以降の食事は、
5日目<ごはん、すき焼き風の煮物、厚揚げ豆腐とはんぺんのみそかけ、かぼちゃの煮付け、千多代サラダ>
6日目<ごはん、赤魚の煮付け、まぐろの刺身、油揚げとれんこんの煮びたし、千多代サラダ>
7日目<ごはん、鶏から揚げの味付け煮、大根とにんじんの煮付け、みそ汁、千多代サラダ>
と、野菜や魚もバランスよくとっている。実は10年ほど前から、姉・年子さんと同居するようになった千多代さんが、ほとほと手を焼いたのが、年子さんの野菜嫌いだった。
-
- 1
- 2
トピックスRSS
ランキング
-
1日韓外相、徴用工で進展なし=「天皇謝罪」、日本抗議も黙殺―関係改善、糸口見えず
時事通信 / 2019年2月15日 23時46分
-
2福島瑞穂氏めぐり静岡新聞が訂正・謝罪 コラムで「実妹が北朝鮮に生存」→「事実でなかった」
J-CASTニュース / 2019年2月15日 20時20分
-
3眞子さまと小室さん「納采の儀」を飛ばして結婚の選択肢も
NEWSポストセブン / 2019年2月15日 16時0分
-
4池江璃花子選手の白血病公表で“善意の攻撃” 民間療法を勧め、詳しい病状を知りたがる声も
wezzy / 2019年2月15日 17時5分
-
5[深層NEWS]「韓国でも外交的なミスの声も」…議長発言
読売新聞 / 2019年2月14日 23時55分