萌え落語挑戦のアイドル声優 落語もロックも「魂で通じる」

NEWSポストセブン / 2012年11月28日 7時0分

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“ピカソ級”と評判の絵の腕前を披露してくれた声優・小林ゆう

『銀河へキックオフ!!』『イナズマイレブンGO』シリーズなど数々のアニメで活躍し、最近はアキバカルチャーと落語をコラボした“女子萌え落語”にも挑戦した人気声優・小林ゆう。ロックバンドを組むなど音楽活動も行っており、大槻ケンヂからは「声優界とロック界をつなぐ逸材」と太鼓判も。エキセントリックな絵を描き「画伯」の愛称で呼ばれる一面も持つ彼女に、ピカソ級(!?)の腕前も披露してもらった。

――意外にも好きな音楽はロックで、ライブではヘッドバンキングをしていたとか?

小林:はい、ふふふふ(笑い)。以前、さいたまスーパーアリーナさんでライブに出させていただいたときに、ヘッドバンキングをしすぎて失神してしまったことがございまして、舞台に立つと、すごく夢中になってしまうところがございます~。

――ノリすぎちゃったんですか?

小林:歌わせていただいたのは3曲だったんですけど、一生懸命、自分の持っているエネルギーをもう1mmも残っていないぐらい出したいと目標を持ってステージに立たせていただいたもので、やっているうちにだんだん意識が朦朧としてきてしまって。最後の曲あたりでは無意識の状態で暴れるような感じで、頭を振ったりマイクスタンドを振り回していたみたいなんです。ステージ上では無事だったんですが、袖にはけまして、暗がりに寝かせていただいたら意識がパタッと。それで担架で運んでいただきまして。

――穏やかに話してますけど、大丈夫だったんですか!?

小林:はい! すごく元気です! 軽い失神のような形で意識はありまして、申し訳ないんですけど、お布団に寝かせていただいてお茶をいただいて、元気になって帰ることができたので、すごく元気! 元気がとりえです~!

――親交が深い大槻ケンヂさんのイベントにもゲストで呼ばれたそうですね。

小林:はい、とても貴重な機会をたくさんいただきました。尊敬するロックの大先輩でいらっしゃいます大槻さんが「ゆうちゃんはロックをするんだったら、絶対、遠藤ミチロウさんに会ったほうがいい」「会わせてあげたい」ってよくいろんな場で言ってくださっておりました。それが実現しましたのが、大槻さんが定期的に開催されている「のほほん学校」というイベントで大槻さんのお誕生パーティーのときに、遠藤さんと私をゲストに呼んでいただいたんです。

 私と大槻さんがステージ上でお椅子に座らせていただいて、ギターを弾きながら歌ってくださる遠藤ミチロウさんを観賞させていただくという素晴らしい体験をさせていただきました。遠藤ミチロウさんの歌っている場所の真横1mくらいの位置におイスがふたつ並べられて、そこに大槻さんと私が座らせていただきました。全曲をステージ上で真横から拝見させていただけるなんて本当に感動的でした。遠藤ミチロウさんの情熱と圧倒的な存在感にたくさん学ばせていただきました。

――声優以外で趣味など打ち込んでいるものはありますか?

小林:私は声優のお仕事が大好きなので、趣味というものがずっと全くなかったんですね。デビューしてからずっと、お時間ができますとお仕事に携わることを全部やるというふうにしてきて、それも幸せな毎日だったんです。でもよく考えてみましたら、声優以外で唯一夢中になっていることは落語だなって最近気がつきました。『昭和の名人シリーズ』(小学館)がすごく大好きで本や、CDやDVD全て合わせたら数えきれないぐらい持ってます。

――ロックと落語はどっちが好きですか?

小林:大変恐縮なのですが、私の中ではどちらにも魂の部分で通じるものを感じております。

――声優の仕事もロックですか?

小林:申し訳ないのですがそれは私にもよくわかりません。ただ、あくまで小林個人に限ってのお話になりますが、私は声優という仕事が大好きで、命がけでやらせていただこうと思ってずっとやってきたので、情熱という意味では、ロックという言葉でも言い換えられるような気がします。

――小林さんが描かれる個性的な絵も注目を集めていますが、もともと趣味だったとか?

小林:いえ、私はプライベートでも絵を描くことが全くなく過ごしてきまして、お仕事で描かせていただきましたら、あまりにもおかしいということで、みなさんが椅子から転げ落ちちゃったりしてすごく笑っていただいて、“私の絵はそんなにヘタだったんだ”とそこで初めて知ったんです。それから、いろんな場所で描いてくださいって言われるようになって、とにかく一生懸命、描かせていただいております。

――でも、ある意味芸術的な絵ではないかと…。

小林:とんでもないです!!! ありがとうございますぅ~、もう、ほんとお優しいですぅ~!!!

――実際に絵を描いてもらいたいのですが、動物なんかがいいでしょうか?

小林:うれしいです、動物大好きなので~。

――好きなものは何ですか? 動物だとか、食べ物など…。

小林:あ、豚が、好きです…。

――食べ物ではどうですか?

小林:豚肉が好きですぅ。申し訳ないんですけど。

――動物だと?

小林:豚が…。豚ばっかりになって申し訳ないんですけど…。

――いつも黒と赤色しか使わないそうですが、この赤色で何を表現してるんですか?

小林:すごく艶やかな、健康でまるまると太ってて、毛並みもいい。豚は何回かなでたり一緒に遊ばせていただいたことがあるんですけど、そのいちばんきれいで毛並みがよくて健康な豚っていう意味の赤です~(豚の絵を描きながら)。

――しずくみたいなのは、ちなみに…?

小林:これはですね、かわいい豚さんが元気に飛び回っている躍動感です。

――聞いたところによると、絵を見たお父さんはびっくりされたそうですね?

小林:何かで見てくれたみたいでびっくりされちゃって。でも今は「頑張りなさい」って応援してくれています。

【小林ゆう(こばやし・ゆう)】
2月5日生まれ。O型。東京都出身。高校時代に始めたモデルから声優へ転身。2008年に第2回声優アワードで新人女優賞受賞し、2009年の『まりあ✝ほりっく』のネ氏堂鞠也役でブレイク。168cmのスレンダーな容姿と、ハスキーボイスで元気な少年役から可憐な少女、宇宙人、エキセントリックな役まで幅広く演じる実力派。歌手活動や、ファッション誌『KERA』でモデル業も兼任する異色の経歴の持ち主でもある。



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