コロナを境にキャバクラ断ちを決意した42歳独身男の次の一手

NEWSポストセブン / 2020年5月30日 16時5分

週3でキャバクラに通っていた男性が、コロナ渦で直面した現実と決断とは(イメージ)

 緊急事態宣言は解除されたが、もはやコロナ前には戻れない、と感じている人も多いのではないだろうか。キャバクラ通いが趣味だったという40代男性の男性が、コロナ禍を機に、キャバクラ断ちを決意した。その理由とは。コロナがもたらしたものについて考える。

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◆週に5万のキャバクラ代

 貴司(たかし)さんは都内の不動産関係の会社に勤める42歳、独身。結婚願望がないわけではないが、無理にすることもないと思って生きてきた。結婚したものの、愚痴をこぼしてばかりいる友人を見てきたし、何より、自分は結婚に向いてないだろうと思ってきた。

「彼女がいたこともあるんですが……、僕、コミュ障みたいで。女の子は好きなのに、コミュニケーションが上手くとれないんですよ。女の子の考えてることって、よくわからない。言ってることと思ってることがけっこう違ったりするじゃないですか。あと、僕にとって、どうでもいいことを気にしてて意味不明だなあとか。そう思ってると、だいたい数年して、フラれるんです」

 と言うものの、貴司さんは明るくお酒を飲むのも好きで、男性のみならず、女性の飲み友達もいる。そういった距離感が心地よいのと同時に、キャバクラやガールズバー通いが趣味の一つだ。新型コロナウイルスが流行する前は、週に2~3回、キャバクラやガールズバーに通っていたという。

「そういうところで女の子と話すのが気楽で、純粋に楽しい(笑)。それだけです。今は会社の若い子を飲みに誘うのも難しい時代になりましたしね。でも、高級な店には行きません。クラブは論外だし、六本木とか銀座とか、キラキラした街にも行かない。金銭的にも行けないし、あと、緊張して疲れるんですよね。僕が行くのは安い店ばかりです」

 安い店とはいえ、多いときは週5万円ほどを、そうした店に使っていた。決して少なくない金額だと思うが、独身の貴司さんにとって、むろん、自分の稼いだお金はすべて自由に使うことができる。

◆勧誘によって「かえって行く気ゼロ」になった理由

 そんな貴司さんは、このコロナ禍にどう対応したのか。

 小池百合子都知事が「オーバーシュート」という言葉を使って不要不急の外出自粛を要請したのは3月25日。その後、30日には、具体的に「夜間から早朝にかけて営業しているバー、ナイトクラブ、酒場など接客を伴う飲食業の場」への入店自粛を呼びかけた。

「その頃、そろそろキャバクラには行けないなと思っていたんですが、まだ緊急事態宣言が出る前だから、開いている店も多かったんです。で、毎日ラインが来るようになって。助けて、店に来て、っていう営業の。そんなんばっかじゃなかったかもしれないけど、ちゃんと読んでないからわかりません。いずれにしろ、僕はそんなに金を使う客でもないし、キャバ嬢に大事にされていたわけでもないのに、これかよって驚いて」

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