PCR検査全員陰性 巨人首脳陣「開幕に勢いついた」のはなぜ

NEWSポストセブン / 2020年6月15日 7時5分

開幕には間に合いそう(時事通信フォト)

 坂本勇人(31)が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになったプロ野球の巨人。抗体検査、PCR検査の結果を「微陽性」という初めて聞く言葉で発表したことも話題をさらった。その後、巨人と連絡を取り合っていた専門家が「医学的用語ではない」と火消しに回る騒ぎにも発展した。

 とはいえ、すでに両選手の陰性も確認され、開幕戦には間に合う見込みだ。騒動の裏にはある“懸念”があった。

「グループや派閥を組みたがるのが伝統の巨人においてキャプテンの“坂本組”は野手の最大勢力。同時に感染が明らかになった大城卓三(27)は坂本が可愛がっていた選手の1人だし、ほかにも自主トレに北村拓己、吉川大幾、湯浅大、増田陸ら期待の若手を連れて行っていた。当然、プライベートのつながりも深い。

 阪神・藤浪晋太郎(26)の“合コンコロナ感染”の件があっただけに、“万が一”があったら選手のみならず、球界にとって致命傷になりかねなかった。チーム内に緊張が走ったが、PCR検査で選手監督スタッフ全員が陰性と判明したことで、首脳陣からは“これで開幕に勢いがついた”という声も聞こえてくるくらい」(巨人担当記者)

 どういうことか。巨人は関係者全員がPCR検査を受けて陰性だったためか、原辰徳監督、コーチ陣も練習試合中のベンチなどでマスクを着用せず、選手も余計な心配をせずパフォーマンスに集中できているという。

「一時期はどうなることかと思いましたが、率先して感染症対策を訴えていたことで、球界の盟主として存在感を示した格好です。実際、原監督が要望した通り、開幕前に他の11球団も全員がPCR検査を受けることになった。後手後手で対応に追われる他球団を尻目に、いち早く“感染ゼロ”になった巨人は開幕に向けた調整でリードしている」(キー局スポーツ担当)

 開幕前から名采配?

※週刊ポスト2020年6月26日号

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