永井美奈子と馬場典子が語る女子アナユニットメンバー時代

NEWSポストセブン / 2020年7月8日 7時5分

永井美奈子アナと馬場典子アナの先輩後輩対談が実現

 1988年に起きた「女子アナブーム」の火付け役である日本テレビの永井美奈子(55・1988年入社)と、飾らない人柄と確かなアナウンス力で人気を博した馬場典子。在籍期間こそ被らなかったが、日テレ発の“アイドルグループ”メンバーとして活動した共通点(永井=“DORA”、馬場=“BORA”)を持つ2人が当時を振り返った。

馬場:5年目からは24時間テレビの総合司会に開局40周年記念で結成されたDORAの活動と、テレビで永井さんを見ない日はなかったですよね。DORAではセンターも務められて。

永井:その話をする覚悟もしてきましたよ(笑い)。私、DORAの時はもう28歳だったので。下積みを経てやっと情報番組やレギュラー番組も持てたのに、なぜミニスカ穿いて歌って踊らないといけないのかと初めて部長に抗議したんです。でも当時のアナウンス部長だった舛方勝宏さんに「後輩を引っ張ってやってくれ!」と。あの説得力のある口調で言われると、そういう役割もあるのかと納得してしまって。

馬場:でも、全然、嫌そうに見えませんでした。

永井:それが問題なの! 私が嫌そうに踊っても、「恥ずかしがってる」と面白がられちゃって。

馬場:他のお2人(米森麻美・藪本雅子)も嫌だったんですかね?

永井:あの2人はノリノリ。2人が些細なことで揉めたりすると「まあまあ」と仲裁に入るのが私でね。でも馬場ちゃんもユニット組んで歌ってたよね?

馬場:BORA(馬場の他に、古市幸子・延友陽子)ですね(笑い)。あれは開局50周年を記念して舞台をやった時に福澤朗さんのサービス精神から生まれたものなんです。会社から命運を託されたDORAとは意味合いが違いますよ! その当時たまたま汐留川でボラが大量発生したので、DORAをもじってBORA結成を企画したんです。「アイドル界の出世魚、三十路アイドルBORA」と名付けられました(笑い)。

永井:DORAだってドラ猫のドラだよ。

馬場:そうだったんですね。今日は永井さんは与えられた仕事を全力でこなされてきた方なんだなと感じました。そして、アナウンサーの仕事は自分が主役でないこと、画面に映らない時に日々どう準備をしているかが大切なのだと改めて肝に銘じます。ありがとうございます。

永井:馬場ちゃんは本当に優秀な後輩だなぁ(笑い)。

【プロフィール】
◆ばば・のりこ/1974年生まれ、東京都出身。1997年に日本テレビに入社。『ZIP!』『ザ!世界が仰天ニュース』など情報からバラエティまで数多くの番組を担当。現在はフリーアナウンサーとして活躍、『あさイチ』(NHK)、『ゴゴスマ』(CBC)、『歌謡プレミアム』(BS日テレ)にレギュラー出演中。また、大阪芸術大学放送学科教授を務める。

◆ながい・みなこ/1965年生まれ、東京都出身。1988年に日本テレビ入社。木村優子アナの推薦で『マジカル頭脳パワー』の2代目司会に。1995~97年には徳光和夫とともに『24時間テレビ』総合司会を務める。現在はフリーアナウンサーとして活動するほか絵本の読み聞かせなどを行なっている。

取材・文■河合桃子

※週刊ポスト2020年7月10・17日号

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