投信会長 普通預金で100万を200万円にするのに3600年と指摘

NEWSポストセブン / 2012年12月3日 16時1分

 消費増税も控えているし…冬のボーナスもダウンするみたいだし…、不安だからとりあえず貯金は大まちがい、と言うのは、純資産2000億円、顧客数11万人のさわかみ投信代表取締役会長・澤上篤人さん。澤上さんが、主婦のお金に関する疑問に答える。

Q:100万円の定期預金があり、もうすぐ満期になります。損をしないことを考えると、預金を継続したほうがいいと思っていますが…。ローンなどはなく生活には困っていません。(45才・主婦)

A:定期預金なんて継続しても意味ないでしょう。今、定期預金の利子は0.05%くらい。100万円の預貯金を200万円に増やすのに、何年かかると思いますか? 1400年ですよ。それでやっと倍。

 普通預金だと、利子は0.02%だから3600年かかる。この超低金利政策は銀行や一部の企業を守るためのものであって、預金者にほんのわずかしか利子を払わず、銀行だけが得しているのに、本当に自分は損してないといいきれるのだろうか。

 安全ならいいという気持ちでしょうが、預貯金したままでお金を動かそうとしない人が増えていけば、日本経済はどんどん悪くなります。

 高度成長期は、冷蔵庫に洗濯機、車、マイホームなどみんな欲しいものがあってそれを買っていたから、経済も成長しました。だけど、今のような特に欲しいものがないという人が増えて、成熟経済期になると、みんなものを買わなくなる。国内でものが売れないから企業は生産設備を縮小したり工場を海外に移転したりする。すると失業者が増え、さらに経済は悪化。じゃあ経済を発展させるためにもっとも手っ取り早い方法は何かといえば、株に投資することだと思うんです。

※女性セブン2012年12月13日号



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