新型コロナ対策の掃除は食卓、洗面所、トイレを重点的に

NEWSポストセブン / 2020年7月15日 7時5分

食卓の拭き方でコロナリスクを減らせる可能性

 新型コロナウイルス対策は、飛沫などウイルスがよく落ちる場所を重点的に掃除するのがポイントだ。病院の環境衛生管理に携わり“掃除で健康を守る”がモットーの医療環境管理士、松本忠男さんはこう言う。

「複数の人がしゃべり、長くいる場所で、飛沫が落ちるのは食卓やリビングテーブル。ここは使うごとに乾拭きで一方向に拭き上げます。歯磨きなどで唾液を含んだ水滴が飛び散るのが洗面所。

 感染予防・水あか防止にもこまめに水滴を乾拭きしておくことがポイントです。また排泄物を出すトイレは掃除の順番が重要。便器から始めると、水滴が飛んで床のホコリが取りづらくなります。壁、床、便器の順に。3日~1週間に1回が目安。3か所とも掃除の後に消毒用アルコールで拭いておくと安心です」

 消毒しても病原体がゼロになるわけではない。掃除や消毒をしても、時間がたてばまた汚れるのだ。それでも汚れをためないよう、こまめな掃除で“病気にならない状態”をキープするのがよいという。

◆エアコンのリスクを知って換気を徹底すべし

「新しい生活様式」では熱中症予防のためにエアコン使用を推奨しつつ、密閉を避けるため換気を呼び掛けている。

「家庭用エアコンの多くは換気機能がなく、室内のホコリを含んだ空気を吸い込み、フィルターを通過したウイルスやエアコン内のカビなどが冷気に乗って吹き出しています。コロナだからではなく、エアコン使用中の換気は必須。1時間に2回、5分ほどでよいので、できるだけ対角線上の2か所、または換気扇と1か所を開けて風を通しましょう」

 このとき風の入口になる窓は小さめに、出口になる窓は大きめに開けると効率よく風が吹き抜ける。

「注意したいのは出口側。目には見えませんが、ホコリやウイルスなどが汚染雲となって出口に向かうのです。高齢者など免疫力が落ちている人が出口になる窓の近くに長居しないよう、座る場所やベッドなどの配置に気をつけましょう」

 エアコンは冷房のときに中が結露し、カビが発生しやすくなる。エアコンクリーニングはできれば冷房シーズンの前と後の年2回が理想的。またカーテンも花粉、梅雨、冬の結露の後と年3回洗濯をすると、効率的に病原体を除去できるという。 

◆イラスト/鈴木みゆき

※女性セブン2020年7月23日号

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