羽生結弦 開催見合わせの「プラネタリウムショー」の全容

NEWSポストセブン / 2020年7月19日 7時5分

羽生の新たなプログラムとは…(時事通信フォト)

 輝かしいトロフィーがまた1つ加わった――。国際スケート連盟(ISU)が今年創設した「ISUスケーティングアワード」で7月11日、羽生結弦選手(25才)が初代「最優秀選手賞」に選ばれた。世界で最もフィギュアスケートの発展に貢献した選手に与えるものだという。

「ネイサン・チェン選手などのライバルを抑えての素晴らしい受賞にファンは歓喜しました。ただ、心配なこともあった」

 とは、スポーツ紙担当記者。

「受賞後に黒いスーツを着てリモートでコメントする羽生選手の頬がこけているように見えたのです。『やせた?』と心配するファンの声も多かった。新型コロナの影響でオフシーズンに練習拠点のカナダから日本に帰国することができなかった上に、持病の喘息を気遣って、感染を防ぐためにかなり神経質な生活を送っていたようです。練習開始もほかの選手より遅れていて、体調面が懸念されます」

 9月からスケートシーズンが始まるが、新型コロナの感染を防ぐため、当面の間、日本人選手は参加しないことが13日に発表された。

 新型コロナの影響は、羽生選手が長年大切にしていた活動にも暗い影を落とした。東日本大震災の復興チャリティーイベントである。

「今年8月、都内で羽生さんの写真や衣装が展示されるチャリティーイベントが行われる予定でした。そこはプラネタリウムも併設された会場で、羽生さんの復興への願いが込められた特別プログラムが上映される予定でした」(イベント関係者)

 特別プログラムとは、東日本大震災の当日、2011年3月11日の星空を再現するというもの。宮城・仙台出身の羽生選手もリンクで練習中に被災した。その日の夜、彼は寒さの中で空を見上げていた。

「テレビ番組の企画で、当時過ごしていた避難所を訪れたことがあります。そのときに思い詰めるように語っていたのが、その日の星空のことでした。大規模な停電により街から明かりが消えたことで、皮肉なことに星がとてもきれいに見え、昔の人はこんな夜空を見ていたのだろうかと思いを馳せたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 この原体験ともいえる夜空が、夏に東京で再現されるはずだったが、新型コロナの影響で開催は見合わせに。

「羽生さんの強い希望もあって計画されたチャリティーイベントでした。中止ではなく、延期だと聞いています。コロナ禍が克服されたとき、必ず開催されるはずです」(前出・イベント関係者)

 その夜空を見上げる日が待ち遠しい。

※女性セブン2020年7月30日・8月6日号

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