醜聞後も活動再開しやすいミュージシャン だが紅白出場は別

NEWSポストセブン / 2020年9月6日 7時5分

細川たかしはトラブルで紅白を離れた(時事通信フォト)

 勝新太郎に見られるように、昔は醜聞でもそれを逆手にとって話題づくりをするなどして仕事の幅を広げたのが芸能人だが、今は昔。昨今は炎上や批判が起こりやすくなり、簡単に復帰とはいかない。ところがミュージシャンの場合は、今も昔も「コンサート」で“さりげなく”復帰したケースが多い。

「テレビを主戦場とせず、スポンサーとのしがらみもない。ファンも謹慎されるより“コンサートを見たい”という気持ちが強い」(芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏)

 2016年に“ゲス不倫”でベッキーが完全自粛を余儀なくされた一方、不倫相手となったバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(31)は、報道後すぐにツアーを敢行している。

 一方、お相手のベッキー(36)は11本あった地上波のレギュラー番組をすべて降板、CM10社が契約解除となった。その4か月後にレギュラー出演していた『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でようやく地上波に姿を見せたが、そこまで復帰するのは容易ではなかった。

「司会の中居正広(48)との厚い信頼関係から実現したようです。『嘘はつかないで』と諭す一方で、『言えないことは言わなくていい』と逃げ道を用意するなど、ベッキーが話しやすい雰囲気を作った中居の名司会にも注目が集まりました」(スポーツ紙記者)

 2019年6月に麻薬取締法違反で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けたピエール瀧(53)も、1983年に大麻所持で逮捕されたショーケン(萩原健一)も、俳優業に先立ち、音楽活動の再開を果たしている。

 ただし歌手にとってのひのき舞台であるNHK紅白歌合戦となるとハードルは高い。

 詐欺事件(2007年)に広告塔として関わったというトラブルが発覚した細川たかし(70)は地上波に復帰した後も、紅白には2年間出られなかった。

「1977年と1984年に大麻取締法違反で逮捕された美川憲一(74)は、2度目の逮捕から紅白復活まで7年かかった。NHKは受信料で運営しているので、不祥事には非常に敏感。視聴者からは“俺たちのカネでやっているのに、何をしているんだ”と言われますから。とくに刑事事件を起こすと、復帰は大変です」(佐々木氏)

※週刊ポスト2020年9月11日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング