全国各地の言い伝えから学ぶ、災害の前兆メッセージ10

NEWSポストセブン / 2020年9月7日 16時5分

【アリが高所に集まると水が出る(愛媛県)】

 身近なアリの行動も観察してみよう。このほか「アリが巣の上に土の山を築くときは大雨の前しらせ」(群馬県)、「アリが卵を運ぶと大雨」(福井県)、「アリが山へ群れをなして登れば洪水の兆し」(愛媛県)など、雨にまつわる言い伝えが多いのが特徴だ。

【ヘビが木に登れば大雨(洪水)(全国各地)】

「ヘビが木または竹に登ると大雨が降る」(群馬県)、「ヘビが道を横切ると大雨」(福井県)など大雨に関するものや、「ヘビが藪へ集まると地震のきざし」(群馬県)、「ヘビは地震の前に樹に登って避難する」(宮城県)など地震に関する言い伝えも。

【川柳が橋をかけると洪水になる(山梨県)】

 川の両岸に生えている柳が近づくと洪水になるという言い伝え。植物に関するものでは、「かぼちゃのツルの多い年は台風が多い」「たけのこが親タケよりも伸びると洪水あり」(群馬県)、「けやきの葉が揃って出ると大水が出る」(長野県)、「そばの花がよく咲くと大雪」(広島県)、「梨、柿の多い年には地震がある」(熊本県)など、自然の一部である植物には、天変地異の前兆がダイレクトに表れる。

【蜂の巣の高低は旱魃の吉凶(愛媛県)】

 蜂の巣が低いところにあるときは旱魃(干ばつ)、高いところに巣を作るときは洪水があるなど、巣のある場所によって違う災害のおそれがあるという言い伝え。蜂に関するものでは、「例年に比べて、蜂の巣が多い年は台風が多い。巣の少ない年は大水、軒の下に作ると日照り、日陰に作ると台風になる」(埼玉県)という言い伝えがある。

【かなとこ雲が立つときは暴風雨が来る(全国各地)】

 かなとこ雲とは、成長した積乱雲が上部で水平に広がってかなとこ(鉄床)状に見える雲のこと。この雲が発生すると、ゲリラ豪雨や落雷、突風などが起こる可能性が高いので、見つけたらいち早く安全な場所へ避難しよう。 【津波てんでんこ(岩手県)】 「てんでんこ」は、三陸地方に伝わる言葉で、「各自」「めいめい」という意味。つまり、津波が来たら、各自てんでんばらばらに逃げろという言い伝え。自分だけ逃げて薄情だと感じる人もいるが、まずは自分の命を守ることを最優先に。

※女性セブン2020年9月17日号

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