注目されるミニ番組 医師×モデルで「新たな情報発信基地」

NEWSポストセブン / 2012年12月7日 7時0分

最近「ミニ番組」の充実が目立ってきている。「ミニ番組」とは放送時間が5分程度のTV番組で、「松岡修造のくいしん坊!万才(フジテレビ)」、「世界の車窓から(テレビ朝日)」、「キューピー3分間クッキング(日本テレビ系列)」などといったらピンとくるだろう。

旅、暮らし、料理、美容といったものがテーマになることが多い、短時間の情報番組だ。「暮らしのレシピ」(TBS)、「ベイビーStyle」(フジテレビ)など、“忙しい生活の中での癒しアイテムやスポット、ほっとするひととき”の紹介が多いのは、番組と番組の合間に、CMでも肩肘張った内容でもなく、ユルいお役立ち情報――といった位置づけだからか。

そんな「ミニ番組」だが、最近ではただタレントなどが何かを紹介するというスタイルではなく、専門家が出演するものも。例えばTBSの「噂の美肌女」(毎週金曜日22:54~)にはドクターが登場。2分30秒という短い時間ながら、美容法を紹介するゲストの隣で、内科・美容皮膚科の友利新医師が医学的な観点からそれを解説するという“本気”度だ。

「かかとのカサツキ」「頭皮のかゆみ」「毛先のケア」といった悩みに対するケア方法を紹介するもので、例えば“指先の荒れ”という回では、まず友利医師がどうして指先の肌が荒れたり割れたりするのかを解説。

「指先は心臓から最も遠く、血流が悪くなり易い場所」といった医学的な説明を踏まえ、ゲストの美容アナリスト・岸紅子 が「ハンドバス」を紹介する。手を温めて血流をアップさせるために、洗面器などに40度くらいのお湯を溜めてそこに手首まで浸け、肌をほぐすようにマッサージ、その後保湿としてクリームを塗り、手袋をして寝る――という手順が映像で流れ、最後に友利医師が「(保湿の後、手袋をはめるなど)温めることで軟膏などがきちんと浸透します」とまとめる、という内容。

要所要所に解説が入ることで、2分30秒ながら「何がポイントか」がきちんと印象に残り、「これなら手軽に始められるかも」という気にもなる。ミニ番組で人気の高い料理のレシピと共通するのは、「具体的に手順が見える」「(クリームなどの)分量がわかる」という点で、これらは映像ならでは。「指先の荒れ」や、「背中のかゆみ」、今日は「すねの粉ふき肌」など、季節に合ったレシピを提案するのも似ている。

番組制作に詳しい関係者は、ミニ番組について、こう見ている。
「“たまたま見る”感の強かったミニ番組ですが、これからはミニ番組自体も“ただなんとなくある”という存在ではなく、“積極的にそのミニ番組を観る”という作りを意識しています。“癒し”や“ユルい”情報も、息抜きとしては必要ですが、“どうせ見るなら役に立つ”、『専門家のワンポイントレッスン型』の情報発信はますます増えていくでしょう」



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