進化する高速道路のSA・PA コロナ禍でもリニューアル着々

NEWSポストセブン / 2020年9月19日 7時5分

 そこまで尖っていなくても地域の特性を生かしたSA/PAもあります。NEXCO中日本エリアの「NEOPASA(ネオパーサ)」やNEXCO東日本エリアの「ドラマチックエリア」などの呼び名で作られている施設です。

 また、駅ナカ施設のように、人気店を数多く揃えたSA/PAは、NEXCO中日本の「EXPASA(エクスパーサ)」やNEXCO東日本の「Pasar(パサール)」、NEXCO西日本の「PAVARIE(パヴェリエ)」の名称が与えられています。どこも、その施設だけのオリジナルや限定品となるグルメやお土産が数多く用意されているのが特徴です。観光やドライブなどで、どの施設に立ち寄ろうかと迷ったときは、こうした名称のあるSA/PAを選べば間違いないでしょう。

 ちなみに、高速道路のSA/PAを利用するのは、観光客だけではありません。流通のトラックや営業マンの運転手など、日々、働く人たちも高速道路のSA/PAを利用します。そういう人たちの目線に立てば、欲しいのは珍しいモノではなく、リーズナブルな定番の料理や商品です。

 そのため、上記のような、どちらかと観光客向けのSA/PAが増える一方で、逆にデイリーユース向けにしたPAも増えており、NEXCO東日本は、そうしたPAに「YASMOCCA(ヤスモッカ)」の名が与えられています。また、サービス施設は小さいけれど駐車場が広大というところはトラッカーの人気PAになっています。リーズナブルに食事を済ませたい人には、そうしたPAがお勧めです。

 今年は、あいにくのコロナ禍で、この春から夏にかけて高速道路の利用者が激減しました。その対策として、すべてのSA/PAでは、テーブルに飛沫防止のアクリル板を設置するなど、衛生面の対応を実施。グルメ系でいえば、テイクアウト・メニューの充実化にも努めています。春頃には、営業時間が短縮されるところも多かったのですが、夏以降、徐々に解除され、最近では通常営業に近い状態に戻ってきています。

 また、元公団なだけに、運営のスタンスは非常にロングスパン。コロナ禍での景気低迷があったといえども、定期的なリニューアルはしっかりと実施されています。

 直近でいえば東名・海老名SA(下り)、東北道・佐野SA(上り)、名神大津SA(下り)がリニューアルされており、設備がきれいになっているだけでなく、新たな店舗やサービスが追加されています。

 特に海老名SA(下り)は、利用者の多い全国屈指のSAですが、今年7月のリニューアルでお土産などを販売する店舗エリアが大幅に拡大。販売されるお土産類も、非常に力の入ったものとなっています。

 また、昨年にはNEXCO東日本最大級を誇る東北道・蓮田SA(上り)もリニューアルオープン。NEXCO中日本エリアとNEXCO東日本エリアの誇る巨大SAが2つ揃って新しくなっています。連休などでドライブすることがあれば、こうしたSA/PAに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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