中居正広、米倉涼子、くりぃむしちゅー 大物たちの独立事情

NEWSポストセブン / 2020年9月30日 7時5分

米倉涼子も事務所から独立(時事通信フォト)

 芸能事務所からの退所ラッシュが続く芸能界。円満退社に見えても、それまでに複雑な事情があるのは、サラリーマンの退社と同じ。とくに事務所の顔となっていたスターの独立・移籍は、金銭面はもとより面子や人間関係のしがらみなども絡むだけに、ややこしい。

 事務所にとっては痛手でも、タレント側の事情で退所となるケースも多い。元SMAPの中居正広(48)は、2016年のSMAP解散騒動の後もジャニーズに残ってソロタレントとして活躍してきたが、今年3月末に独立した。

「稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(46)、香取慎吾(43)の3人が『新しい地図』として独立した後、中居は時間をかけて地ならしした。その後の仕事ぶりに変化がないのも、彼の力が評価されているがゆえです」(芸能レポーターの城下尊之氏)

 だが、退所の裏には組織の事情も垣間見える。スポーツ紙記者が語る。

「バラエティなどでの実績も事務所への貢献度もトップクラスだが、同じSMAPの木村拓哉(47)のほうがジャニーズ事務所という会社内では格上にある。このままジャニーズ残っても立場が難しくなるという気持ちもあったのでしょう」

 揺るぎない地位を確立してからの独立という点では、米倉涼子(45)と菊池桃子(52)も同様だ。米倉はデビュー前から27年間所属していたオスカープロモーションを3月末に退所した。芸能ジャーナリストの二田一比古氏はこう話す。

「ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で米倉ブランドを確立しており、自分の力で仕事ができる実力があるので独立に踏み切ったと思われます。Netflixのオリジナルドラマに出演が決まるなど、引く手はあまた。人気の高さを証明しています」

 一方、菊池は昨年11月、経済産業省の新原浩朗・経済産業政策局長(61)と再婚。アイドル時代から所属し続けてきた事務所からの独立劇にはその影響も無視できないと言われている。

「母校の戸板女子短期大学の客員教授としてキャリア教育に関する教鞭をとるなど、“有識者”として扱われる機会が増えている。エリート官僚の妻という付加価値もあり、文化人的活動を中心にしていくために独立したと見られています」(前出・スポーツ紙記者)

 近年は懇意のマネジャーに付いて行く形で退所、独立するケースもあり、前出の草なぎ、香取、稲垣の3人はその代表例と言える。

「2009年に事務所を移籍したお笑いコンビ『くりぃむしちゅー』の上田晋也(50)と有田哲平(49)もそう。敏腕女性マネージャーに付いて行き、大手事務所から独立しました。それまでの手厚い保障を捨てて新天地を目指すというのは、相当な覚悟とマネージャーへの信頼がないとできません」(別のスポーツ紙記者)

 信頼できる同僚たちと独立して起業するという、一般企業で見られるこの「運命共同体」的退社劇は、芸能界でも同じ形で繰り返されてきた。

※週刊ポスト2020年10月9日号

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