政府予算31億円! BTSだけじゃないK-POP市場

NEWSポストセブン / 2020年10月13日 16時5分

4人組ガールズグループBLACKPINK 写真/REX・アフロ

 8月28日、アメリカの女優で歌手のセレーナ・ゴメスとのコラボで発表した新曲『Ice Cream』が、発売初日にiTunes「ワールドワイドソング」1位を獲得したのが、4人組ガールズグループのBLACKPINKだ。

  MV(ミュージックビデオ)のYouTubeでの再生回数は41時間で1億回を突破、YouTubeの登録者数は5000万人を突破。BTSの3800万人をはるかにしのぐのだから驚きだ。

? BTSの『Dynamite』同様、全編流暢な英語で歌われており、狙っているのはもちろん世界市場だ。

 韓国銀行の発表によるとBTS、BLACKPINK2強の活躍が追い風となり、韓国の2020年6月の音響映像および関連サービス収支(K-POP音源、映画・テレビ番組を外国に販売して得た収入から、外国に支給した金額を取り除いた数値)黒字は1840万ドル(約19億5100万円)だった。

3大芸能事務所の株価上昇

 韓国にはもともと、東方神起や少女時代、EXOなどが所属するSMエンターテイメント(以下SM)、2PMやTWICE、12月に本格デビューするNiziUが所属するJYPエンターテインメント(JYP)、BIGBANGやBLACKPINKが所属するYGエンターテインメント(YG)の3大芸能事務所がある。

 BTSが所属するBig Hitは、数年前までは中小規模の芸能事務所だった。BTSが世界的に活躍するいまは4大大手の一角となったと言えるが、元祖3大芸能事務所もこのコロナ禍にもかかわらず、軒並み株価が上昇しているのだ。8月17日付けの中央日報によると、8月に入り、JYP、YG、SMの株価はそれぞれ21.78%、19.16%、15%上昇しているという。

 実際3月にはコロナの影響で公演の売上高が大幅に減り3社とも株価が1万ウォン(約898円)台に急落したが、外国人投資家の関心が集中し、その後じわじわとコロナ以前の水準まで回復したという。YGとJYPに至っては、BLACKPINK(YG所属)の台頭とNiziUのブレイクもあり過去2年の最高値を更新した。

 韓国のエンタメや歴史、文化、社会、兵役問題などに精通する作家の康熙奉(カン・ヒボン)氏は次のように語る。

「BTSやBLACKPINK、ドラマの『愛の不時着』や『梨泰院クラス』のような優秀なコンテンツさえあれば、外国投資家が韓国エンタメに投資するのは当たり前でしょう」

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