小芝風花、『魔女の宅急便』から6年間の変化 今年はさらなる飛躍へ

NEWSポストセブン / 2021年1月3日 7時5分

フレッシュさと確かな演技力を発揮(時事通信フォト)

 ORICON NEWSが発表した『2020年 ブレイク女優ランキング』でトップ10入りを果たした女優・小芝風花(23)。2021年はさらなる飛躍の年になりそうだ。

 2014年に公開された実写版映画『魔女の宅急便』で、主人公・キキ役を演じて大きな注目を集めた小芝。当時16歳で映画初出演と初主演を同時に果たした彼女は、フレッシュな魅力を振りまきつつ確かな演技力も発揮し、翌2015年には第57回ブルーリボン賞や第24回日本映画批評家大賞などで新人賞を獲得した。

 2016年にはNHKの連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインの娘役に抜擢。その後も映画やテレビドラマなどで活躍するほか、2019年には深夜バラエティ番組のメインMCとしてもレギュラー出演するようになり、活躍の場を広げていった。

 2020年に入ってからは、ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)でヒロインを演じたほか、『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)や『書類を男にしただけで』(TBS系)で主演を務めるなど、人気と実力を兼ね備えた女優として確固たる地位を築いていった。

 そんな彼女について、お茶の間で知られるきっかけとなった『魔女の宅急便』のころから取材し続けてきたカメラマンでライターの名鹿祥史氏は、この6年間での変化をこう証言する。

「『魔女の宅急便』の頃の小芝さんはまだ16歳。業界関係者の期待値の大きさについていけていないといった印象を受けたのを覚えています。メディアが過剰に持ち上げるわりに、結果がなかなかついてこないという感じだったんです。

 ですが、デビューから数年経ち、周囲の反応が少しずつ落ち着いた頃から、バイプレイヤー的な立ち位置でドラマや映画に出演し、女優として存在感のある演技をし始めるようになりました。若さや可愛いさが売りなのはデビュー時と同じでしたが、アイドル的というよりも、キャラクターの良さで愛される女優に変貌していったのです」

 さらに名鹿氏は、本格的にブレイクを果たした小芝の人気の秘訣について、次のように続ける。

「成功の背景には、小芝さんの持つ愛嬌の良さ、性格の良さ、真面目で気さくな人柄も大きく影響したと思います。取材時はいつも明るい笑顔を振りまいていましたし、謙虚で裏表がなく、誠実なタイプ。話すと向上心が伝わってきましたし、努力もしていたんでしょう。そういった姿勢をドラマや映画の制作関係者も見ていたんだと思います。

 2019~2020年にかけての活躍はめざましいものがありました。コンプライアンスのうるさい時代だからこそ、制作サイドも信頼度の高い小芝さんに積極的にチャンスを与えたし、仕事を任せられると判断したんだと思います。

 子供っぽさを残していたデビュー時と違い、今の小芝さんはグッと大人っぽさも増し、演技の幅も広がりました。今後はジャンルを問わず、どんな役でもこなせる女優になっていくと思います」

 2021年1月23日からは、小芝の新たな主演ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系)が放送スタート。躍進する彼女の活躍に、ますます注目が集まっていくに違いない。

◆取材・文/細田成嗣(HEW)

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